「プレーン」や「レモンパセリ」「ガーリック」など、当社のウインナーのベースになっているオリジナルウィンナーは、料理好きの妻が自宅で手づくりしていたそのままのレシピです。子どもたちが幼い頃によく作っていた、まさに唯一無二の味ですね。それが講じて、妻は、息子たちが通う小学校で食育の特別授業をやらせてもらったこともあるんです。畜産の世界なんて決して身近ではない子どもたちに、「命あるものが、こうやって食べものになる」ということを知ってもらえる良い機会になりました。
ウインナーやフランクフルトに使っている「とよかわ大葉(しそ)」は、豊川市を代表する名産品で、これも大きな個性であると同時に、協力してくださる農家さんや地元への還元にもなっています。
実は、「大葉ウインナー」を製品化した後、市主催の「とよかわ大葉を推奨するプロジェクト」から声がかかりまして。そこで、商品開発や広報、販売拡大などについていろいろ発言や提案をさせてもらっていたら、最後にはうちが委員長となって「大葉フェス」を開催することに! 本来は「とよかわみー豚フェス」をやりたいところですけどね(笑)そこは呑みこんで開催しました。地元の農家や企業、行政まで巻き込んだ大型イベントで数千人規模のお客さまが来てくださって。本当に大変でしたけど、こういうイベント時に私たちが販売するフランクフルトなどを食べていただき直接「おいしかった」と声をかけてくれることが次のチャレンジにつながります。