お返しや内祝いに悩まないために「半返し」の相場感やマナー、ポイントを押さえよう!

お相手が気持ちを込めて用意してくださった贈り物やお金。感謝の気持ちをきちんと伝えるためにも、喜んでもらえるお返しやお礼を用意したいですよね。さっそく、お返しのマナーとポイントを見てみましょう。

イラスト:のし袋を開いて高額なお祝い金を手にし「お、お返しどうしよう…!」と焦っている若夫婦。「高額なお祝いは半返ししなくてOK。感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう」とコンシェルジュ。

内祝い・お返しが必要な贈り物・いらない贈り物

基本的に「いただきっぱなし」ということはない

贈り物やお金をいただいたら、基本的には必ずお返し(内祝い)か、お返しに相当する贈り物・気遣いをするものと心得ておきましょう。ギフトシーンには、下記のような名目があります。

「内祝い」として贈る

【いただいた名目】結婚祝い(式を挙げない・招待しない場合)、出産祝い、入園・入学・進学祝い、新築祝い、病気・ケガのお見舞い(退院・完治した場合)など

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「御礼」として贈る

【いただいた名目】病気・ケガのお見舞い(亡くなった場合)、目上の方にお世話になった場合、時期を外れたお返しなど

「香典返し」「返礼」として贈る

【いただいた名目】御香典・御玉串料・お花料など

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お中元・お歳暮として贈る

【いただいた名目】お中元・お歳暮

お中元・お歳暮は時期を外れた場合「暑中見舞・残暑見舞(暑中御伺・残暑御伺)」「寒中見舞(寒中御伺)」として贈ります。
また、お年賀やお土産など直接お持ちいただいた贈り物へのお返しは、来訪した際に食事でおもてなししたり、次にこちらから訪問する際にお土産を持参するとよいでしょう。

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名目で「お返し」と明言することはない

「お返し」の意味を含んでいても、上記の通り名目上「お返し」と明言することはまずありません。
「お返し」は分かりやすい言い方ではありますが、一方で、「もらったから返す」とも聞こえますので、贈るお相手に対しては特に使わないように気をつけたいところです。

ケースバイケースだが、基本は「1カ月以内に半返し」

金額も大事だけれど「贈るタイミング」も大事

「お返し」にあたっては、贈る内容よりもまずは「感謝の気持ちを示す」ことが重要です。お相手が忘れた頃にお返しが届くようでは、「喜んでもらえなかったのでは」と余計な心配をかけてしまいます。

目安として、贈り物やお金をいただいたら1カ月以内にお返しをお贈りするようにしましょう

逆に、あまりに早くお返しが届くのも「贈り物やお金が届くのを待ち構えていたみたい」という印象になりかねません。

まずは電話やお礼状などでお礼の連絡を差し上げ、お返しは1週間後にするなど、タイミングを見計らって用意するようにしましょう。

ただし、贈る時期が限られるお中元やお歳暮は、この限りではありません。

お中元・お歳暮はそもそもお返しをするものではないため、お礼を伝えることの方が大切です。お中元・お歳暮を贈る場合は、早めに用意して贈るのがおすすめです。

「半返し」は税込み・税抜まで突き詰めなくてよい

贈り物やお金をいただいた場合のお返しは「いただいた金品の半額程度になる品物で」というのが基本的な考え方ではあります。

しかし、例えば「10,000円のお祝い金をいただいたので、お返しは税抜5,000円の品で」というところまで厳密に考える必要はありません。

現在は総額表示が義務付けられていますから、税抜価格となれば自分で計算しなければなりませんし、そもそも店によって同じ品の価格が若干違うこともあります。

税込価格が半額を少し超えるくらいの品であれば、さほど気にせずともよいでしょう。

「必ず半返し」ではなく事情に合わせて

贈り物やお金をいただいた場合のお返しは「いただいた金品の半額程度になる品物で」というのが基本的な考え方です。

とはいえ、親しい方からのお祝いやお供えなどであれば特に「物入りなときだから役立ててほしい」、「贈り物よりも会いに来て元気な顔を見せてほしい」といったお気持ちがあり、いただいた金品が一般の相場よりも高額であることあります。

そうした高額な贈り物に対してきっちりと半返しをすれば、お相手に「お返しにこんなにお金をかけて大丈夫?」と返って心配をかけてしまいます。

高額な金品をいただいた場合は、半額より少し控えめの金額でお相手に合ったものを選んだり、会食の機会を設けたりという形にしてもよいでしょう。

結婚祝いの半返しに関するマナー

目下の人からお祝いをいただいた場合

目下の人に内祝いを贈る場合は、半返しより多めにお返しすると良いでしょう。

場合によっては頂いた金額の8割程度のお返しをする方もいますが、お相手との関係性を踏まえて決定することをおすすめします。

高額なお祝いをいただいた場合

相場よりも高額な結婚祝いをいただいたときは、まず親族や会社の先輩などにどうすればよいか相談してみるとよいでしょう。親族同士であれば結婚内祝い(お返し)は不要、出身地の特産品を贈るなど、独自の習慣やルールが決まっている場合があります。

ルールがない場合でも、きっちり半返しをするのは、お相手の「お祝いを新生活に役立ててほしい」という厚意を「いりません」と拒んでいるように見えかねません。

高額な結婚祝いをいただいた際は、他の方と同じように半返しでお贈りするのは控えましょう。

この場合、結婚内祝いはいただいた3分の1程度の金額にとどめ、あわせてしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。お相手のことを考えた品物を選ぶ、品物に丁寧なお礼の言葉を綴った手紙を添える、品物を持参してあいさつに伺うといったように、誠意を見せることが大切です。

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連名でいただいた場合

友人や職場の同僚などから連名で結婚祝いをいただいたときは、受け取った金額を人数で割り、1人ひとりに個別で半額程度のお返しを用意するのが一般的です。

ただし、お祝いの金額が少ないときや「職場一同」のような大人数の連名のときは、全員で分けられるお菓子などのギフトを代表者に渡すのもよいでしょう。

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【覚えておきたいマナー①】そもそも内祝いとは

「内祝い」とはそもそも「身内でのお祝い」のこと。そもそもは、喜びや幸せをお裾分けするという習慣をさしていました。

おめでたいことがあった家庭が自主的に親族や近所の方、日頃お世話になっている方に報告をかねて宴席に招待して、お赤飯や紅白餅、砂糖などの縁起物を贈る習慣が本来のあり方だったようです。

現代の内祝いは、おめでたいことがあるとお祝いをいただたら、それに対して「内祝い」を贈る形スタイル。昔ながらの自発的に宴席をもうけたり品物を贈ることは少なくなったようです。また、贈る品物も縁起物よりも「もらった相手が喜んでくれるもの」を選ぶ方が増えています。

このように現代の内祝いは「お返し」の意味合いに定着しつつあります。

地域独自の習わしが残っている場合も

とはいえ、地域によってはお裾分けとしての習わしが残っていたり、遠独自の文化を持っていることも。たとえば関西・近畿地方は出産や結婚祝いをいただいたら贈られたお金の一割をお車代として包んで渡す”おため返し“という風習が内祝いの他にもあるようです。一方で、群馬県や北関東の一部では、お返しを辞退する”新生活運動”が推進されている地域もあります。北海道では内祝いの熨斗に「寿」と書くなど.. 熨斗の書き方も全国一律ではありません。

お住まいの地域でどんな習わしがあるのか地元の方に確認するのがよいでしょう。

【覚えておきたいマナー②】内祝いとお返しの違い

「内祝い」とは本来、お祝いをいただかなくとも、おめでたいことがあった場合に自発的に縁起物を振る舞ういわば”幸せのお裾分け”のこと。

それに対して「お返し」とは、お祝いをいただいた場合にお礼の品を贈ることなので「内祝い」と「お返し」には、そもそもは、はっきりとした違いがあることがわかります。

「内祝い」と「お返し」は混同されがち

ただし、現代ではお祝いをいただいてから内祝いをすることがほとんどなので、「内祝い=お祝いのお返し」と混同される人が多いようです。

結婚、お見舞い、新築祝いなど、お祝いをいただいたらお返しをするのが基本ですが、本来お返しが不要な場合があります。

「初節句」「七五三」「入学」「卒業」「成人式」など、子供の成長に関するお祝いをいただいた場合には、お返しの必要はありません。子供には経済力が無いためです。

とはいえ、基本的にお返しが不要であっても、実際にはお返しをしないことを失礼だと思われる方もいます。そのため、「お返し」ではなく「内祝い(幸せのお裾分け)」としてお礼の品を贈るのが一般的です。

またお相手から「内祝いは要らない」と言われた場合であっても電話やお礼状での挨拶は忘れないようにしましょう。

出産祝いの半返しに関するマナー

出産内祝いの金額の相場

出産祝いをいただいたら、出産内祝いとしてお返しを贈ります。金額は、いただいたお祝いの半額、あるいは3分の1が相場です。

親戚や両親など、関係の近い方から高額の出産祝いをいただいた場合は、無理をして半返しにこだわる必要はありません。その代わりに、赤ちゃんの写真をギフトに添えたり、まめに連絡をとるなどして感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

目上の人からのお祝いについても、少し甘えさせてもらい、3分の1程度の出産内祝いを用意すれば問題ありません。

お祝いは現金でOK、内祝いは金額が明示されないものがベター

出産祝いでいただいたのが現金であれ、品物であれ、お返しを現金で用意するのは良い方法とは言えません。また、商品券やギフトカードでのお返しも、金額がわかりますので控えましょう。

カタログギフトなら、さまざまなラインナップの中から好きなものを選んでもらえて、目上の方だけでなく目下の方にも失礼になりません。

タイミングは命名披露やお宮参りが終わったら速やかに

出産内祝いは、生後1カ月頃のお宮参りを無事に済ませた後で、報告も兼ねて贈るのが一般的です。遅くとも生後2カ月頃までには届けるようにしましょう。

出産内祝いにおすすめの品物

出産内祝いに贈る品物としては、タオルや石鹸などの日用品が挙げられるでしょう。また、お茶やクッキー、お米や調味料などの日持ちする食品も、人を選ばず贈りやすいですし、カタログギフトも万人受けするお返しだといえます。

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