秋のプレゼント、どんな品が良い? 秋ならではのギフトの選び方

夏はお中元、冬はお歳暮と贈り物の習慣がありますので、ギフトもいくらか選びやすいものです。一方、秋は目立った贈り物の習慣こそないものの、さまざまな食べ物が旬を迎えますし、寒暖の差に対応するための備えも必要になります。秋は実は贈り物にピッタリの季節なのです。

イラスト:贈り物の箱を開け喜ぶ老婦人。中身はスープの缶詰セットで、贈り主からは「秋バテに気をつけて、温かいもので養生してくださいね」というメッセージが。

食欲の秋!グルメは秋のプレゼントの定番

まつたけ、秋鮭、新そばに新米、希少になりつつあるさんまも

スポーツの秋、芸術の秋など、秋はさまざまな分野でベストシーズンに挙げられますが、プレゼントやギフトを選ぶなら意識したいのは、断然食欲の秋です。

秋に旬を迎える贈り物向きのグルメといえば、まつたけをはじめとするきのこ類、秋鮭、新そば、新米などが挙げられます。また、さんまはもともと大衆魚ですが、漁獲量の減少から希少になりつつある昨今は、ギフトとしても喜ばれるようになってきています。

梨やぶどう、栗、さつまいもなど甘いものもうれしい

実りの秋は、果物をはじめ多くの甘味素材も旬を迎えます。みずみずしい梨やぶどう、ほっくりとした栗やさつまいも、よく熟した柿などが定番です。フルーツをそのままをお贈りしても良いですし、スイートポテトや栗ようかんなどスイーツの加工品もバリエーションが多いので喜ばれるはずです。

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薬味の定番、かぼすやすだちも秋が旬

インパクトの大きい食材たちの陰に隠れがちではありますが、実は、薬味の定番であるかぼすやすだちも晩夏から秋に旬を迎えます。まつたけやさんま、新そばに添えても良し、お酒に絞り入れても良しと、楽しみ方のバリエーションが広い贈り物になるでしょう。

秋は暑さ寒さの変わり目でもある

夏の暑さで調子を崩しやすい季節。体を気遣うギフトもうれしい

秋は朝晩と日中の気温差が大きくなりがちです。夏の暑さが厳しい年は、秋になってから体調を崩す方も珍しくありません。体調を崩しやすい秋は、旬のグルメをお贈りして精をつけていただくのも良いですが、贈る相手によっては消化がよく栄養価の高いスープ類や、体を温める飲み物などの方が喜ばれるかもしれません。お風呂が好きな方ならじっくり温まれる入浴剤も良いでしょう。

肌寒いときに便利なファッション小物もうれしい

気温差の大きい秋は、脱ぎ着しやすいアイテムが重宝されます。厚すぎないストールやひざ掛け、畳んで持ち運びしやすいニットのカーディガンなど、肌寒いときにサッと使えるアイテムも喜んでいただけるでしょう。男性には、秋らしい素材の帽子や羽織れるシャツなどもおすすめです。

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