年男・年女とは? 意味や厄年との違いを解説

年男・年女とは、自分の生まれた年と同じ干支(えと)の年を迎えた男女のこと。そこまでは知っていても、縁起がよいのか悪いのか分からない方も多いのではないでしょうか。ここでは、年男・年女の解説や、混同されやすい厄年との違い、おすすめギフトを紹介していきます。

イラスト:節分で、年男・年女に豆を投げつけられて逃げていく鬼。「年男・年女は、神様と関わる役割りを担います」

12年に一度訪れる「年男・年女」

年男・年女とは、生まれた年と現在の年が、同じ十二支になる男女のことを指します。例えば2020年は子年なので、生まれ年が子年(ねずみ年)の人が年男・年女となります。

十二支は12年で1周するので、満年齢が12の倍数(12・24・36・48・・・)になる年は、年男・年女となります。ちなみに、誕生した年(0歳)は年男・年女とは呼びません。

もうひとつの「年男」

生まれた年と同じ干支を迎えた年男とは別の、もうひとつの「年男」があります。年末年始の家の仕事を取り仕切る家長のことも、年男と呼んだのです。

年末年始には、家庭内でもさまざまな行事が行われます。大掃除や元旦に向けての飾り付け、若水取り(元日の朝に水を汲むこと。神棚に供えたり食事に用いたりする)、おせち料理の準備など、これらすべてを取り仕切るのは年男の仕事でした。

昨今はこの風習はほとんど見られませんが、自分の干支を迎えた「年男」と、年末年始を仕切る「年男」、2つの意味があることを、覚えておくとよいでしょう。

年男・年女はめでたいこと?

さて、年男・年女と名前があるからには、めでたいことなのでしょうか?実は12年に一度の当たり年なのだから縁起が良いとも、厄年と重なる年があるからあまりよろしくないともいわれています。

確かに、年男・年女は12年に一度ですので、ライフステージも変化して社会的な役割りも大きくなります。そういう意味では、困難にぶつかることの多い、注意すべき年といえるかもしれません。

しかし年男・年女は、節分の豆まき神事で鬼を追い払う豆まきの担当ですし、歳旦祭(さいたんさい・年始を祝う祭祀(さいし))の初太鼓を鳴らす人は年男から選ぶという神社もあります。重要な神事で、ほかの人より神様と縁を結ぶことが多いので、前向きに縁起が良いことと捉えておきたいところです。

年男・年女にまつわるおすすめギフト

年男・年女の方へ、干支にまつわるギフトを贈りたいなら、やはりそれぞれの動物がどこかにあしらわれたアイテムがおすすめです。年末年始には、干支をかたどったグッズが出回ります。

例えば、ラベルに干支をあしらったお酒、パッケージに干支がプリントされた甘味など、新春の時期だけに売られる縁起を担いだ限定品はいかがでしょうか。

また、新春限定の品物以外にも、干支にまつわるアイテムは意外と見つかります。人気の動物キャラクターのグッズ、ブランドロゴに動物をあしらった衣料品など、こちらは翌年以降もお使いいただけそうです。

厄年とは? 年男・年女は違う意味

厄年と年男・年女は違うものですが、重なることもあるために混同されがちです。厄年とは災難に合いやすいとされる年齢とされ、数え年で男性は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳がこれにあたり、厄年の前の年を前厄、翌年を後厄と呼びます。数え年は生まれた年を1歳とする数え方で、元旦を迎えるごとにひとつ年を取ります。「実年齢+1歳=数え年」と覚えておきましょう。

厄年は一般的に縁起が悪い年とされ、寺社で厄払いをする方も多い年齢です。しかし、一説には厄年は「役年」に通じ、「厄年の人=役に立つ人(大事な役割りを担う人)」とも捉えられています。「今年は役割りを与えられる年」と奮起して、体調万全で挑むチャレンジの年と受け止めれば、一年の過ごし方も良いものになるでしょう。

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