【2024年最新】400人に質問。結婚式の引出物で選ぶべき品物と金額相場について

イラストバナー:2024年最新 400人に聞いた結婚式の引出物 金額相場は?選ぶべき品物は?

結婚式の記念にゲストに贈る引出物ですが、初めてのことでどうしたらいいか迷われる方も多いでしょう。引出物の選び方、相場金額、準備する数、のし(熨斗)、贈り分けの方法など、チェックしておきたいマナーがたくさんあります。この記事では結婚式引出物をもらった男女400名にインターネット調査を行った結果をもとに、引出物におすすめのお品物や知っておきたいマナーをまとめてご紹介します。

※昨年、結婚式引出物をもらった男女400名にインターネット調査。
※調査期間:2023年11月13日~11月16日

結婚式の引出物とは

引出物はその昔、宴席を開いた主が招待客に「お土産用の馬を引き出して見せた」ことが言葉の由来とされています。 現在では、記念品をお贈りするのが一般的になっている「結婚式引出物」ですが、ひと昔前は披露宴の料理の一部をお土産として持ち帰るのが主でした。しかし、衛生面から料理の持ち帰りを懸念されることが増え、現在のようにお品物を用意するのが主流となっています。

ゲストへの品数はいくつ必要?

引出物には地域によって慣習が異なる部分もありますが、品数については「分けられない“奇数”」を贈るのが一般的になっています。なかでも、ゲストへの品数は3品目とするケースが多く「引出物」「引菓子」「引菓子以外の食べ物・飲み物」の3種類を選ぶ方が多いようです。
ただし、内訳については地域差もあります。例えば、北海道、青森、秋田、岩手の北東北エリアでは会費制の結婚式が多いため、品物は1〜2つが慣例となっています。新潟、富山、石川、福井の北陸エリアでは、「松の葉」(新潟)や「細工かまぼこ」を引出物とあわせて贈る文化があり、品数も4〜5品目と多くなります。関西、東海、四国でも縁起物の昆布やかつお節をプラスすることがあります。ご両親や親族に「どのような慣習があるか」確認しておくと安心です。

定番の贈り分けとは?

ひと昔前まではゲスト全員に同じ引出物を贈ることが一般的でしたが、現在では、ゲストによって違う引出物を贈る「贈り分け」をする方も増えています。定番となっているのが、親族・友人・上司・お世話になった人など、新郎新婦との間柄によって贈り分けするパターン。このほか、ゲストの性別、年齢層によって贈り分けするケースが多いようです。ゲストとの関係性によっては贈って喜ばれるものが明確なこともあるでしょう。できるだけすべてのゲストに喜んでもらえるようにと配慮する方が増えています。

結婚式の引出物ののし(熨斗)はどうする?

結婚式・披露宴の引出物にはのしをつけて贈るのが一般的です。のしの表書きは「寿」とするのがスタンダード。のしの下段には贈る側の名前を書きますが、特に日本では“結婚は家同士の結びつき”という考えが根強く、両家の苗字を並べて書くパターンが多くなっています。
下段の書き方は主に3パターン。ご両親と相談しながら、参考にしてみてください。

①新郎新婦の姓(〇〇家、もしくは〇〇)

画像:赤白結び切り水引と熨斗イラストの書かれたのし紙。水引上に、黒筆文字で「寿」下に新郎新婦の姓が連名で右から「山田 田中」と書かれている

②新郎の姓名と新婦の名(〇〇太郎の横に花子)

画像:赤白結び切り水引と熨斗イラストの書かれたのし紙。水引上に、黒筆文字で「寿」下には新郎の姓名「リンベル 太郎」太郎の左に新婦の名前「花子」と書かれている。

③新郎新婦の名(太郎、花子)

画像:赤白結び切り水引と熨斗イラストの書かれたのし紙。水引上に、黒筆文字で「寿」下に新郎新婦の名が連名で右から「太郎 花子」と書かれている

いずれも下段中央に2列、右が新郎、左に新婦を書きます。

結婚式の引出物にもらってうれしかったものは?

グラフ:2024年結婚式の引出物にもらってうれしかったもの ベスト7グラフ

2024年 結婚式の引出物にもらってうれしかったもの

1位 カタログギフト 74.5%
2位 スイーツ 19.0%
3位 食器類 12.8%
4位 商品券・ギフトカード 10.5%
5位 タオルなどの日曜生活雑貨 9.8%
6位 キッチン用品 7.0%
7位 インテリア雑貨 6.8%
7位 スイーツ以外のグルメ 6.8%
※複数回答

実際に結婚式の引出物にもらってうれしかったものについてお聞きしたところ、圧倒的な差をつけて「カタログギフト」が1位! 結婚引出物の定番として新郎新婦に選ばれることが多いカタログギフトは、もらった方々にも好評であることがわかりました。2位の「スイーツ」、3位「食器類」も引出物の定番アイテムであり、同時にゲストにも喜ばれるお品であるようです。
4位にランクインした「商品券・ギフトカード」は、誰でも使いやすく実用性が高いのがメリットです。ただし、金額が明確にわかってしまい失礼に当たる可能性もあるので、贈る際は慎重に検討しましょう。
5位「タオルなどの日用生活雑貨」は年齢や性別問わず誰でも使いやすく、特に消耗品などであればもらった方も困ることが少ないため人気のようです。6位は「キッチン用品」。近年おしゃれな調理器具も増えており、自分では買うことがないようなものを贈ると喜ばれそうです。

カタログギフトは全年代で人気!

【年代別】もらってうれしかった結婚式引出物 カタログギフトの結果

20代62.5%1位

30代70%1位

40代85.0%1位

50代80.0%1位

60代75.0%1位

「もらってうれしかった結婚式引出物ランキング」で断トツ1位の「カタログギフト」。
アンケート調査では、20代〜60代まで全世代で半数以上の方が「もらってうれしかった」と答えており、その人気ぶりがうかがえます。年齢を問わず喜ばれるお品物なら、安心して贈れますね。

結婚式の引出物におすすめのお品は? ベスト5を深堀

カタログギフト

スイーツ

食器類

商品券・ギフトカード

タオルなどの日用生活雑貨

引出物×引菓子×縁起物の3点セットもおすすめ

結婚式引出物では、「引出物」「引菓子」「縁起物」の3品を組み合わせて贈る方が多くなっています。とはいえ、3種類をそれぞれ選ぶのは手間もかかって、正直大変です。そんな方には、ゲストがそれぞれ好きな商品を1つずつ選べるセットサービスもおすすめです。ゲスト側にとっても、式の当日に荷物を抱える手間がかからないメリットもありますので、チェックしてみてください。

選べる引き出物セット STYLISH e-GIFT

結婚式の引出物の相場・金額は?

会費やご祝儀の1/4以下27.3%

会費やご祝儀の1/4くらい29.3%

会費やご祝儀の1/3くらい27.8%

会費やご祝儀の1/2くらい17.0%

会費やご祝儀と同じくらい6.0%

会費やご祝儀以上2.5%

結婚式引出物を贈る際に悩みがちな金額ですが、相場はどれくらいなのでしょうか。
アンケート結果では、「会費やご祝儀の1/4くらい」と回答した方が最も多くなりました。例えば、3万円のご祝儀をいただくことを想定した場合には、引出物全体にかける金額は7,500円程度となります。
その次に多かったのが「会費やご祝儀の1/3くらい」。ほぼ同じ割合で「会費やご祝儀の1/4以下」の回答結果となりました。相場・金額についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

結婚式引出物選びのポイントはここ!

「引出物選びで失敗したくない」「どんなものを選んだら喜ばれる?」結婚式引出物を選ぶ際に、迷われる方も多いでしょう。ポイントを押さえておけば、安心して贈ることができるはずです。

他の結婚式の引出物と重複してもうれしいものを選ぼう!

グラフ:結婚式の引出物に、他の結婚式でもらったものと被っていても困らないものは?

結婚式の引出物に、他の結婚式でもらったものと被っていても困らないものは?

カタログギフトなど、自分で商品を選べるもの 70.0%
食べ物や飲み物などの消えモノ 52.0%
タオルなどの日用消耗品 25.0%
食器やフォトフレームなどの記念になるもの 12.8%
どんなものでも困らない 7.0%
※複数回答

「他の結婚式でもらったものと重複しても困らない結婚引出物」についてお聞きしたところ、「カタログギフトなど、自分で商品を選べるもの」と回答した方が最も多くなりました。ゲストの方が自分で好きな商品を選べるタイプのものであれば、同じものになるリスクは避けられそうです。
また、2番目に多かったのが「食べ物や飲み物などの消えモノ」でした。仮に重複してしまっても、食べたらなくなってしまうものであれば困りにくいでしょう。
結婚引出物の重複を避けるのは困難なことです。だからこそ、被っても嫌がられないものを選ぶことが喜んでいただけるポイントとなってきます。

割引になっていない商品を選ぼう!

グラフ:結婚式引出物にもらったものが割引されている商品だったら

結婚式引出物にもらったものが割引されている商品だったら

ちょっとがっかりする 28.0%
どちらともいえない 24.0%
がっかりする 19.5%
気にならない 18.75%
全然気にならない 9.75%

アンケートでは「結婚式引出物にもらったものが割引されている商品だった場合にどう感じるか」についてもお尋ねしました。
その結果、「がっかりする」(19.5%)、「ちょっとがっかりする」(28%)を合わせた、50%弱の方ががっかりした気持ちになることがわかりました。一方で、「気にならない」「全然気にならない」と回答した方は、全体の28%ほど。せっかくお渡しした結婚引出物なのに、残念な気持ちになられるのは贈った側にとっても本意ではないですよね。引出物を選ぶ際には、割引になっていない正規価格のものを選ぶことをおすすめします。

結婚式の引出物にカタログギフトがおすすめ!

結婚式引出物にはさまざまな選択肢がありますが、これまでのランキングを振り返ってみると、「カタログギフト」はどんな年代の方にも人気が高く、他の結婚式と重複しても困らない、安心して贈ることができるアイテムだといえます。もらった方も、商品を選ぶ楽しさが得られますし、贈る側もお品物選びで失敗しづらく、迷わずにすむといったメリットがあります。

カタログギフトには価格以下のアイテムが掲載されている?

カタログギフトは結婚式引出物としてふさわしいアイテムですが、なかには「カタログギフト」に疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、「カタログギフトの価格よりも値段の低い商品が掲載されているんじゃないの?」と品質の心配をされる方もいらっしゃるでしょう。
メーカーにもより異なると思われますが、リンベルのカタログギフトでは、コース価格未満の商品は掲載されていません。つまり、5000円コースのカタログギフトであれば、5000円を下回る商品は掲載されていないということです(一部オープン価格商品は除く)。
カタログギフトを選ぶ際には、信頼できるメーカーのものを選ぶことをおすすめします。

調査実施:ギフト総合研究所

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