仲人さんへのお礼は?

最近は、特に必要を感じない、形式にこだわりたくないなどの理由から、仲人さんを立てない挙式・披露宴が多いようです。仲人さんを立てる場合も、結納など結婚までの儀式が多様化するに伴って、お礼の仕方も種々様々になっています。ここでは、仲人さんへのお礼を用意するにあたって参考になりそうな内容をまとめました。

仲人さんへのお礼は?のイメージイラスト

はじめに

仲人さんとひとくちに言っても、お見合いのお世話をしてくださる場合から、両家の間に入って調整をしてくださる場合、結婚式当日だけお願いする場合など様々です。結婚内祝いとは別にお礼を差し上げる必要がありますが、お礼のタイミングも、1回とは限りません。

仲人さんへのお礼の目安

結納の後には「結納金の1~2割か、5~10万円」を目安に

お見合いや婚約時から面倒を見ていただいた場合、結納の後には結納金の1~2割、または5~10万円を目安にお礼を包むことが多いようです。また、式当日にも引き続き媒酌人を頼む場合のお礼は、いただいたお祝いの倍額が目安になります。偶数にあたるなどの場合は、現金に贈りものを添えるとよいでしょう。

式当日だけ頼むなら「祝儀の2~3倍か、10~30万円」を目安に

式当日だけ仲人をお願いする場合は、いただいたお祝いの2~3倍、あるいは10~30万円くらいを目安にお礼を包むことが多いようです。但し、忙しいお相手に無理を押してお願いしたようなときは、これより少し多めにすることもよくあります。

直接のお礼以外にもきちんと心配りを

着付けの費用やお車代なども忘れずに

直接のお礼以外にも、仲人さんの着付け費用などは婚家が負担するのが一般的です。また、迎えの車を出せないなら「お車代」も忘れずに用意しましょう。結婚式後は結婚内祝いの用意などで慌ただしいかもしれませんが、仲人さんにも新婚旅行のお土産を持参するなどして、必ず御礼の挨拶に伺いましょう。また、その後も盆暮れのご挨拶などを欠かさないようにしたいものです。

「家」に根ざしたしきたりなのを踏まえて

熨斗は両家連名、費用も折半で

結納後のお礼の表書きは、お越しいただいた場合「お車代」、そうでない場合は「御酒肴料」などとします。また、結婚式後のお礼の表書きは「御礼」などとします。いずれも紅白または金銀の夫婦結びの熨斗をつけ、両家の連名で贈るのが一般的です。費用の負担も、折半とすることが多いようです。

何よりまず「家族とよく相談して」

仲人さんへのご挨拶やお礼は、本来は両家または新郎の両親が持参するもの。もちろんその段取りや金額などについても、前もって家族とよく相談しておきましょう。仲人さんは結婚式までの役目ではなく、「先々まで夫婦を見守ってくださるお相手」です。礼儀を欠くことのないようにしたいものです。

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