快気祝いに贈ったらだめなものとは お見舞いのお返しの注意点

病気やケガが治って退院した、また、自宅療養にまで回復したという時には、見舞ってくださった方やお世話になった方へ快気祝いを用意しましょう。快気祝いは、他のお祝いにはない「贈ってはだめなもの」が存在します。今回は、快気祝いでタブーとされる品物や、贈り方の基本を解説します。

イラスト:お茶・お菓子・コーヒー/○後に残らない、洗剤・入浴剤・ハンドソープ/○洗い流す、パジャマ/☓寝込む

贈る時期や相場など、まずは快気祝いの基本をおさえよう

快気祝いを渡す時期と金額の相場

快気祝いは病気やケガをしたご本人から、お世話になった方へお贈りするもので、快気内祝いともいわれます。快気祝いの相場は「いただいた額の1/2~1/3」です。

お贈りする時期は退院後(自宅療養の場合は起きられるようになってから)の落ち着いた時期(10日~1カ月程度)を目安にすると良いでしょう。すぐに動ける容態ならばもっと早い時期でも構いません。体調と相談しながら決めましょう。

いつ、そしてどのくらい? 快気祝いを渡す時期と金額相場を覚えておこう

快気祝いと快気内祝いの違い

「快気祝い」「快気内祝い」も同じことを指します。使い分ける場合には、「快気祝い」は病気・ケガが全快した時に、「快気内祝い」は退院後も療養・通院が続く時(しかし、お世話になった方には内々でお礼をしたい)と考えます。

退院のお礼は「快気祝い」? それとも「快気内祝い」? 間違えやすいマナーを知ろう!

快気祝い、のしや水引のマナー

(病気やケガを)二度と繰り返さないという意味を込めて、水引は「紅白結びきり」を選びます。熨斗の表書きは「快気祝い」ですが、もしも自宅療養や通院が続くなら「御見舞御礼」や「退院内祝」を書き入れます。

贈る前に調べよう!快気祝い熨斗(のし)や水引のマナー

贈ったらだめなものの筆頭は「後に残るもの」

快気祝いは、後に残るものは贈ってはいけないと考えます。「(病気やケガが)後に残らないように」という意味をこめて、食べたり使ったりするとなくなる「消え物」と呼ばれる品物を贈るのが快気祝いの基本です。

食べ物なら、お菓子・コーヒー・お茶・調味料などが一般的。また、「(病気やケガを)洗い流す」という意味で、洗剤や入浴剤、石けんなども快気祝いとして選ばれることの多い品です。

消え物ではありませんが、最近では「今治タオル」が「今、治る」に通じるとして快気祝いとして人気です。

病床を連想させる寝具類はタブー

快気祝いに「後に残るもの」は禁物ですが、特に贈ってはいけないとされているものがシーツやパジャマ、毛布や枕といった寝具類です。病気やケガが残って寝込むようなイメージにつながり、縁起が悪いので避けましょう。

商品券・ギフト券は贈ってもOK?

お祝いごとの贈り物として定番の商品券・ギフト券は、快気祝いでも選ばれることが増えています。小額の快気祝いとして、クオカード等も用いられるようになりました。

しかし、こだわらなくなった方が増えた一方で、やはり「金額が分かるものを贈るのは失礼」と考える方もいらっしゃいます。年配の方や目上の方には、品物のほうがおすすめです。また、お見舞いに商品券をいただいた場合も、「もらった物をそのまま返す」ように見えますから、他の品物を用意しましょう。

品物に迷った場合には、カタログギフトを選ぶのも良いアイデアです。カタログギフトなら金額が分からず、掲載商品の中からお相手自身で欲しい品を選んでいただけますので、「好みの品でなかったらどうしよう」という心配もありません。

以下の記事では、お相手別に快気祝いのおすすめをご紹介しています。

何を贈ったらいいの?職場の同僚・上司へ贈る快気祝いの選び方
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