お見舞いのお礼をメッセージに! 快気祝いの手紙・お礼状文例

快気祝いはお見舞いくださった方に、「おかげさまで回復しました」という報告や感謝の気持ちを伝える贈り物です。贈答品にあわせて感謝を込めたお礼状も添えるのがマナーです。
今回は「普段あまり手紙を書かない… 」という方でも迷わない書き方のポイントをわかりやすく解説します。お見舞いのお礼に最適なギフトの選び方についてもあわせておさえましょう。

お見舞いのお礼状を自宅でしたためる退院した人

回復の報告やお見舞いのお礼を中心に

形に添った挨拶も大切ですが、まずは心配してくださったお相手へ良くなったことをご報告し、お見舞いへのお礼、感謝の意を伝えるのを忘れないようにしましょう。詳しい文面構成については、下記の記事も参考にしてみてください。

もう迷わない!快気祝いのお礼状の書き方と例文まとめ

 

快気祝いに添えるお礼状文例

直接お見舞いに来てくださった目上の方へ

拝啓 ○○の候 ○○様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
入院中はご多忙の中わざわざお見舞いにお越しいただいた上、過分なお気遣いまで賜り厚くお礼申し上げます。
大変ご心配をおかけいたしましたが、おかげさまで快方に向かい○月○日無事に退院いたしました。
しばらくは自宅にて療養し、体力の回復に努めますが、本復の際は改めてご挨拶にうかがいたいと存じます。
まずは略儀ながら書中をもって御礼かたがたご挨拶申し上げます。

敬具

平成○年○月○日
なお内祝いの印として心ばかりの品をお届けいたしますので、何卒ご笑納くださいませ。

お見舞いを届けてくれた目上の方へ

拝啓 ○○の候 皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
この度の入院中は丁重なるお見舞いを賜り誠にありがとうございました。
おかげさまで順調に回復し、○月無事に退院、自宅療養を経てこの度全快いたしました。
これもひとえに皆様の温かいお言葉や励ましのおかげと感謝申し上げます。
末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心からお祈りしております。

敬具

平成○年○月○日
なお内祝いの印として心ばかりの品をお届けいたしますので、何卒ご笑納くださいませ。

快気祝いに添えるメッセージカード文例

職場の上司・同僚へ

先日はご多忙の中、心温まるお見舞いをいただき誠にありがとうございました。
大変ご心配をおかけいたしましたが、○月○日無事に退院いたしました。
これも皆様のお気遣いで治療に専念させていただいたおかげと感謝しております。
つきましてはささやかながら心ばかりの品をお届けしますので、ご笑納ください。
しばらくは自宅にて療養し、来月より出社の予定です。復帰後はより一層業務に精励致しますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

直接お見舞いに来てくれた(お見舞いを届けてくれた)友達へ

先日は忙しい中わざわざお見舞いに来てくれて(お見舞いの○○を届けてくれて)ありがとう。
おかげさまで、○月○日に無事退院することができました。
みんなが励ましてくれたおかげか、予定より早く回復できました!
しばらくは自宅で療養しますが、来月には外出できそうです。
みんなに会えるのを楽しみにしています!

お見舞いのお返し(快気祝い)に最適な商品は

お見舞いのお返しでは、病気を連想させる縁起の悪い言葉をタブーとするため、もらって長く手元に「残るもの」は選ばずに、食品や日用品のように使うと無くなる「消え物」と言われるギフトを贈るのがマナーです。ここでは最適なギフト選びのポイントや商品を紹介します。

消え物でおすすめの商品

定番の消え物は焼菓子やジュースなど飲料の詰め合わせ。賞味期限が比較的長く、分け合いやすいので大人数の職場やお子様のいるご家族向けでも喜ばれるギフトです。

洗剤などでおすすめの商品

「病を洗い流す」という願いが込められた縁起のいいギフトが洗剤やハンドソープ。日常的に使える上、環境に配慮した商品やセンスのあるデザインが”もらってうれしいギフト”として人気です。

タオルでおすすめの商品

タオルは「病を拭い去る」と縁起のいいギフト。日本製の高品質タオルは老舗メーカーがじっくりと手掛けた逸品。赤ちゃんからお年寄りまで使えるほど手触りが良いので、何枚あっても喜ばれます。

カタログギフトでおすすめの商品

「相手の好みがわからない… 」「高額なお見舞に合うお返しは?」病み上がりの贈答品選びは時間もかかり、贈る側の負担になることも。迷った場合は、金額にあわせて選べるカタログ式のギフトがおすすめです。

お見舞いのお返し(快気祝い)に適切ではない商品とは

快気祝いに適切でない品物とは、「後に残ってしまうもの」の他に、タブーがいくつかあります。たとえば病床を連想するシーツやパジャマなどの寝具類、「根付く=寝付く」を連想する鉢植えの花や植物もふさわしくありません。

また、現金や商品券など金額がわかるものは、要望が無い限り、失礼にあたると理解しておきましょう。

お見舞いのお返し(快気祝い)の基本マナー

病気やケガで入院中、心配してお見舞いに駆けつけてくれたり、仕事をフォローしてくださった方々へ、退院後は感謝と報告をかねたお返しが欠かせません。元気になったら、快気祝いを贈りましょう。

あまりにも遅くなったり、相場でないものを送るような失礼が無いよう、最低限守るマナーについて紹介します。

快気祝いの時期は「退院後10日~1カ月後」が目安

退院後も通院など回復には時間がかかるもの。お世話になった方への挨拶なので遅すぎるのも失礼にあたりますが、体調が回復しはじめてから(自宅療養の場合は起きられるようになってから)1カ月程を目安に用意しましょう。

快気祝いの相場は「いただいた額の2分の1~3分の1

お見舞いは「病気やケガの治療に役立ててほしい」という気持ちの贈り物。そのためいただいた分の同額以上のお返しはかえって気を使わせてしまいます。

相場はおよそ1,500円〜2,500円程度。いただいた額の半分~3分の1が目安に。それでももらったお見舞いが高額の場合はお菓子類とカタログギフトを組み合わせるなど、工夫して贈るとよいでしょう。

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