内祝いに商品券を贈るのはOK? 商品券を贈る際のマナーを紹介

結婚内祝いや出産内祝いなど、感謝の気持ちを込めたギフトとして商品券を贈っても良いか迷う方も多いのではないでしょうか。今回は内祝いに商品券を贈るメリットやデメリット、マナー、商品券の選び方などを解説いたします。

イラスト:ネット通販のギフトカードをもらった老婦人。「ネット通販専用? パソコンやスマホがないと使えないの?困ったわ…」と困惑している。

商品券は「金額がはっきりわかる」ことがポイントに

金額がはっきりわかる贈り物は失礼にあたることも

商品券がギフトに向かないと言われるのは、「金額がはっきりわかり、お金のように使える」という理由があるからです。

現金や、金券などのこうした贈り物には「物入りな時に役立ててほしい」という助け合いの意味が込められています。しかし、裏を返せば「あなたはお金に困っているだろう」という意味にも捉えられてしまいますので注意が必要です。

現金を贈ってもいいケースに用いるのが無難

では、商品券はどんなギフトに向いているかというと、現金を贈ってもいいけれど、もう少し慎ましい贈り物にしたいといった場合でしょう。

式に出席しない場合の結婚祝い、入学・進学祝い、引っ越し祝いなど、現金を避けたいからと無理に品物のギフトを選ぶより、商品券の方が喜ばれることも少なくありません。

内祝いには商品券よりもカタログギフトを

内祝いギフトの本来の意味は、お祝いの喜びを分かち合うことです。内祝いが商品券だと、味気ないお返しだと感じてしまう方もいるかもしれません。

そこで、お祝いの雰囲気が感じられるメッセージカードをつけたり、商品券の代わりにカタログギフトを選んだりすると、「好きなものを選んでほしい」という相手を思う気持ちも伝わるでしょう。

商品券を贈る際に気をつけたいマナー

目上の方へ商品券を贈るのは避ける、もしくは品物に添えて

目上の方へ現金を贈ってもよいケースは、結婚式に出席する際のご祝儀や葬儀の香典など、ある程度限られています。基本的には商品券も現金と同様に考え、目上の方へ贈るのは避けましょう。

役立てていただける品物がわからないといった理由でやむを得ず商品券でお贈りする場合は、小さめの菓子折りなどを用意してそちらを名目上の贈り物とし、商品券はあくまで添えものとして渡すようにします。

商品券をいただいたお礼や内祝いに贈るのは避けて

商品券をいただいた場合にお返しや内祝いとして商品券を贈るのは、せっかくの贈り物をそのままつき返すようにも見えかねません。別の種類の商品券であったとしても避けて、別の品物を贈るようにしましょう。

有効期限の有無、期限の長さの確認を

商品券の種類によっては、有効期限が定められています。ギフト用に販売されている商品券であれば、基本的に使用できる期間は比較的長く設定されています。種類によって異なりますので、購入時には有効期限があるか、期限には余裕があるかを確認しましょう。

お相手が使いやすい商品券かどうかも考えて

例えば、贈られた商品券を使うために、遠方のお店まで出かけなければならないようなら、あまり使いやすい商品券とは言えないでしょう。有効期限までの期間が長いものを選ぶ、近くのお店で使える商品券を選ぶといった配慮も必要です。

また、かさばらないカード型の商品券は便利ですが、こうしたものになじみのないご高齢の方だと、使い方に戸惑ってしまうこともあります。金額や使えるお店がわかりやすい金券型の商品券も検討してみましょう。

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