楽屋見舞いを贈る前に、マナーや相場をチェック

親しい方が自らの公演に無料で招いてくださったら、チケット代の代わりに楽屋見舞いを用意するといいでしょう。チケットを購入した場合や、無料の公演であれば必須ではありませんが、気を使わせない程度の差し入れとして用意すると喜ばれます。

イラスト:楽屋でお見舞いの笹寿司を開ける出演者と「うまそう!ひとついただきまーす!ひとついただきまーす♪」と手を伸ばす共演者

知っておきたい楽屋見舞いのマナー

会場や楽屋に飾れる花、休憩中につまめるお菓子などが定番

マナーとまでは言えませんが、楽屋見舞いのポイントは「その場で、または終演後すぐに、手間をかけずに役立てられる品」にあります。そう考えると、ロビーを華やかにしてくれるスタンド花、出演者の気分を盛り上げる楽屋用のフラワーアレンジメント、休憩中につまめる個包装のお菓子や手が汚れにくい軽食、グラスの要らないドリンクなどが定番となっています。

お酒を贈るなら持ち帰りや終演後のことを踏まえて

数少ない例外のひとつが、楽屋見舞いに贈られるお酒です。会場内で簡単な打ち上げを行なうような場合や、打ち上げ会場へのお酒持ち込みが可能な場合であれば、喜ばれるでしょう。ただ、自宅へ持ち帰らなければならないとなると、重くかさばりますから、事情がよくわからない場合はビール券に代えるなどしてもいいかもしれません。

開演前、終演後など出演者本人との挨拶は手短に

楽屋見舞いを持参するような間柄であれば、開演前や終演後に、出演者本人と挨拶をすることもあるでしょう。ただし、公演当日の出演者はとにかく忙しいものです。同じように挨拶をしたい人も多いかもしれません。長々と話し込むようなことは避け、招待のお礼や感想を簡単に伝えて手短に切り上げるようにしましょう。

楽屋見舞いの相場はどれくらい?

プロへの楽屋見舞いの相場はあってないようなもの

芸能のプロへの楽屋見舞いともなると、お菓子や軽食から、数万円のスタンド花を出したり、関係によっては数十万円ものお見舞金を包んだりと、相場はあってないようなもの。カジュアルなコンサートと、伝統芸能の大きな公演では、ふさわしい楽屋見舞いの内容は違ってきます。身近な詳しい方と相談をするか、会場近隣のお店で、事情を話して相談するのがおすすめです。

発表会などの楽屋見舞いはチケット代相当か手土産程度で

趣味の発表会や、小規模の自主公演などであれば、楽屋見舞いはお相手に気を使わせない程度の額でよいでしょう。有料の公演に招待していただいた場合はチケット代と同程度、無料の公演であれば、手土産として受け取っていただける2,000円~5,000円程度の品がおすすめです。

公演をきちんと鑑賞することがなによりのお見舞いに

お相手が一番喜んでくださるのは、なにより公演を最初から最後まできちんと観て楽しんでもらうこと。仕事など事情がある場合はともかく、楽屋見舞いの用意に時間をとられて公演開始に遅れてしまったのでは、本末転倒です。事前に手配や下調べなどをしておき、公演にはきちんと時間通り伺いましょう。

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