外国人へ贈るプレゼント、選び方と注意点とは?日本人との違いについてご紹介

外国人の方にとっては、我々日本人が「外国人」。自国の文化をよく知らないかもしれないことは承知しているはずです。あまり神経質になる必要はないのですが、調べればすぐわかる程度のマナーは踏まえておきたいところです。

イラスト:日本人女性からプレゼントをもらう外国人女性。中身は「1枚の布だけど結ぶとバッグになるふろしき」だと説明され、Oh! スバラシイネ!と喜んでいる。

贈ってはいけない品をチェックしておこう

宗教上の理由で受け取れない品がある

例えば豚肉や牛肉、アルコールなど、お相手の宗教によって禁忌とされている品は、贈られても受け取ることができません。また、宗教によっては、キリスト教の象徴である十字架のアイテムを避けることもあります。

自国のジンクス・マナーに関わる品もできれば避けてあげたい

欧米では、石けんや香水の贈り物は「身だしなみを整えてほしい」という皮肉になるとされます。また、会社のロゴが大きく入ったアイテムは、ファッション目的でも、宣伝であると受け取られてしまいます。また、韓国では靴を贈ると「お相手がその靴を履いて去ってしまう」というジンクスがあるので避けられています。中国では、時計が「終わりを意味する」ため贈り物に向かないとされます。

国を問わずよく挙げられる贈り物のタブーとしては、別れの象徴であるハンカチ、縁を切ってしまう刃物などが見られます。

花は特にジンクスが多いアイテム、充分に注意して!

日本で白い菊は死者に供えるものといわれますが、イギリスでは白いユリがそれにあたります。また、ロシアでは黄色い花は別れの象徴とされていますし、ドイツではチューリップの花は絶交を意味するのだとか。花言葉にも日本以上に気を使うことが多いので気をつけておきましょう。

外国人へ贈るプレゼントのおすすめは?

縁起の良い由来がある品を、エピソードとともに

万が一、自国ではあまり良くいわれない品であっても、日本で縁起の良い由来があるものなら、贈り主の気持ちが伝わって喜んでいただけるのではないでしょうか。例えば、日本をはじめ多くの国で避けられる刃物も、地域によっては「未来を切り拓く」ので縁起が良いとされることがあります。渡すだけでなく、どうして選んだかのエピソードを一言添えるのがポイントです。

手軽に使えて、日本の文化が身近に感じられる品も

着物や箸は使うのに知識が要りますが、外国の方でも同じように使えて、日本ならではの意匠や技術が込められた品も良いものです。例えば、ハンカチはタブーと言われますが、同じように使えて、かさばらず便利な日本手ぬぐいや、飾っても映える風呂敷はとても喜ばれる贈り物のひとつです。焼き物や塗り物の器、切子のグラス、女性であれば工芸品のアクセサリーもすてきです。

グルメなら、抹茶味のお菓子・かりんとう・ノリ(海苔)など

日本ならではのグルメでおすすめなのは、抹茶味のお菓子。デパ地下のギフト用お菓子はもちろん、コンビニで売られているスナック菓子もプチギフトに喜ばれます。ほかには、かりんとうがさまざまなフレーバーが楽しめるのもあって人気です。

真っ黒な海苔は、ひと昔前の海外では異様な食べ物だと思われていましたが、日本のお弁当文化やおにぎりが広く知られるようになってからは、一転して注目されるように。ユニークな型抜きのものも良いですね。

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