災害見舞いを贈るなら、基本マナーと贈り物の選び方

マナーは相手を思いやるためにあるものですが、災害見舞いとなれば、平時よりも一層相手のことを思いやって行動したいものです。自分本位でやってあげたつもりになるのではなく、本当に役立ててもらえるものを贈るよう、細心の注意を払いましょう。

イラスト:「災害見舞いは、贈りたいものより役立つものを」と言うコンシェルジュの周りに、パーカー、家庭薬、ラジオ、電池、寝具、現金などが配置されている

贈りたいものではなく、役立ててもらえるものを選ぼう

安易に中古品を贈らない。特に衣類は新品が基本

確かに緊急事態ではありますが、使用済みの品を贈るのは迷惑になることも多いと心得ましょう。特に衣類は、新品でないと使いにくいと考える方も少なくありません。役立ちそうな中古品がある場合も、せめて相手が必要としているかどうか確認してから贈るようにしましょう。

肌に合うかわからない石けん、サイズがシビアな衣類も要注意

洗面用具などは喜ばれる品ですが、肌に合わなければこれも不用品になってしまいます。ストレッチ性がない衣類など、サイズがぴったり合っていないと着られないものも、相手のサイズがはっきりわかっている場合だけにとどめましょう。

実用品でない、特にかさばるものはまず避けるべき

応援の気持ちが込められた飾り物は元気づけられて良いように思いがちですが、まず生活を立て直す段階にある方にとっては、場所をとるため邪魔にもなりかねません。メッセージカードなどかさばらないものにとどめ、まずは実用品を中心に考えるようにしましょう。

災害見舞いの選び方

まずは必要なものを聞いてみよう

必要としていないものを贈られて、邪魔になってしまったのでは本末転倒です。まずは「今、何を必要としているか」を尋ねてみましょう。
続いては、本人が混乱して必要なものがわからなかったり、遠慮したりしている場合のヒントとして、状況別に必要とされやすい品をご紹介します。

火事・水害なら寝具や衣類、日用品を

自宅が水浸しになって、生活用品が水に濡れて使えなくなっている状況が考えられます。寝具や衣類、日用品などが必要でないか聞いてみましょう。

地震なら日持ちする飲食物や消耗品などを

電気・水道・ガスなどのライフラインが途絶えたり、物流が滞ったりして飲食物や消耗品の調達に困っている状況が考えられます。常温で日持ちする食品や飲料水、乾電池や電池式のライト・ラジオなどが必要でないか聞いてみましょう。

避難所にいるなら洗面道具や家庭薬などを

自宅で常用していた洗面道具や家庭薬などを置いてきたり、使い切ったりして困っている状況が考えられます。特に薬は合わないものだと迷惑になりますから、愛用していた商品名などもしっかり聞いてみましょう。

迷ったら現金や商品券を。災害時は失礼には当たらない

現金や商品券も、文字通りいくらあっても困りません。一般的な贈り物の場合だと、目上の方に現金や商品券を贈るのは失礼とされますが、災害見舞いであれば失礼にあたりません。迷ったら現金や商品券を贈るのがおすすめです。

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