
結婚のお祝いをいただいた方へ、お礼の気持ちを込めて贈る結婚内祝い。しかし、金額相場は? 内祝いを贈る際のマナーは? と、わからないことが多いという方も多いのではないでしょうか。この記事では、結婚内祝いに関する基本的なポイントをまとめて紹介します。最新のアンケート調査でわかった結婚内祝いギフトランキングは要チェックです。
※1年以内に、結婚内祝いを受け取った男女400名にインターネット調査。
※調査期間:2025年4月3日〜4月4日。
「もらってうれしかった!」結婚内祝い(お返し)・人気ランキング
アンケートで「もらってうれしかった結婚内祝いはなんですか?」とお聞きした結果がこちらです。

2025年もらってうれしかった結婚内祝いBest5
1 カタログギフト 53.3%(2024年1位 51.0%)
2 スイーツ 11.5%(2024年2位 11.5%)
3 商品券・ギフトカード 7.8%(2024年3位 8.5%)
4 タオルなどの生活雑貨 7.3%(2024年4位 8.3%)
4 雑貨・小物 7.3%(2024年5位 7.0%)
1位は昨年に引き続き「カタログギフト(53.3%)」でした。
カタログギフトは、贈り先さまに好きなものを選んでいただける最大のメリットがあり、贈り先さまからも贈り手からも非常に人気の高いお返しです。
2位の「スイーツ(11.5%)」は、結婚内祝いをはじめとするギフトの定番! 老若男女に喜ばれる贈りものです。
3位は「商品券・ギフトカード(7.8%)」でした。贈り先さまの選択肢が拡がる商品券・ギフトカードは、近年お返しやギフトとしての人気が高まっています。
4位は「タオルなどの生活雑貨(7.3%)」と「雑貨・小物(7.3%)」が同率でランクイン。
1位から4位までは昨年とほぼ変わりがなかったものの、「雑貨・小物」は昨年よりひとつランクをあげています。
結婚内祝いをお探しの際には、ぜひ参考にしてみてください。
1位 カタログギフトの人気商品3選
カタログギフトには、厳選された幅広いジャンルの品物が掲載されています。贈り先さまが好きなときに好きなものを自由に選べるのが最大のメリット。老若男女、世代を問わず喜ばれるギフトです。
結婚内祝いを贈りたくても住所がわからなくて贈れない…という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、LINEなどにURLを送るだけで贈ることができるデジタルギフトはいかがでしょうか?
贈り先さまも贈り手側も好みに合わせて選べて、世界に1つだけのカタログギフトを作れる「GIFT LIST(ギフトリスト)」がおすすめです。
2位 スイーツの人気商品3選
ギフトの定番「スイーツ」は、結婚内祝いでも人気の贈りものです。有名パティシエや高級店のスイーツは、お祝いのお返しにはぴったり。
3位 商品券・ギフトカードの人気商品3選
贈り先さまが好きなものを選ぶことができる「商品券・ギフトカード」。お返し選びに迷ったら、こちらをチョイスしてみるのもよいかもしれません。
同率4位 タオルなどの生活雑貨の人気商品3選
内祝いの定番でもある「タオル・生活雑貨」。肌ざわりのよいタオルやこだわりの素材で作られた生活雑貨が増えるとうれしいですよね。
同率4位 雑貨・小物の人気商品3選
毎日の食卓を彩る食器やお部屋を彩るインテリア雑貨など、生活をちょっと豊かにしてくれる小物は、贈り先さまにも喜ばれます。
カタログギフトは2016年以降、1位を獲得!

カタログギフトは不動の人気
2025年1位
2024年1位
2023年1位
2022年1位(コロナ禍)
2021年1位(コロナ禍)
2019年1位
コロナ禍でも1位をキープ!
※2020年は調査なし
2025年の「もらってうれしい結婚内祝いランキング」で1位となった「カタログギフト」は、2016年から変わらず1位を獲得している不動の人気ギフトです。
新型コロナが蔓延した2021年から2022年も変わらず首位を獲得しており、いまや“贈って間違いのない”結婚内祝いとなっています。
カタログギフトの魅力の一つが、贈り先さまが好きなときに好きなものを自由に選ぶことができること。ギフトのプロが厳選したアイテムや有名ブランドの品が掲載されているので、目上の方やビジネス関係の方に贈る場合にも安心です。また、予算にあわせてさまざまな価格から選べるのもうれしいところ。
カタログギフトのバリエーションも年々増えてきており、贈り先さまも贈り手も満足度の高いギフトになっています。
人気No.1カタログギフトが喜ばれるわけ
実際に「カタログギフトをもらってうれしかった」方たちの声をみてみましょう。

みなさんに聞いてみました!
結婚内祝い(お返し)がカタログギフトだと、どうしてうれしいの?
・不要なものは欲しくないから(50代・女性)
・選べるワクワク感がある(20代・男性)
・好きな時に好きなものを選べるし、後日会ったときに何を選んだかとか話のネタになるから(30代・女性)
・とにかく、少しでも日常生活に活用できるものを自身の家庭の状況に応じて、セレクトできるから(60代・男性)
やはり「好きなものを選べるから」「自由に選ぶことができるから」という声が多くあがっていました。
また、「いろいろな商品をみることができて楽しいから」「選べるワクワク感がある」という声も多くみられました。選ぶ時間も楽しめるのがカタログギフトのうれしいポイントです。
なかには、「不要なものをもらっても困るから」という声もちらほらあがっていました。せっかく結婚内祝いを贈っても使ってもらえないのは、贈り手としても残念ですよね。カタログギフトであれば、そうした失敗も減らせるので安心して贈ることができるでしょう。
さらに、カタログギフトなら重複しても困らない!
アンケートで「重複して困らない結婚内祝いはどんなものですか」とお聞きした結果がこちらです。
重複して困らない結婚内祝いは?
カタログギフトなど、自分で商品を選べるもの68.0%
食べ物や飲み物などの消えモノ41.0%
タオルなどの日用消耗品29.0%
食器やフォトフレームなどの記念になるもの15.8%
どんなものでも困らない4.5%
どんなものでも重複するのは困る2.0%
複数回答
その他除く
最も多かったのは「カタログギフトなど、自分で商品を選べるもの(68.0%)」で、6割以上の方が回答しています。カタログギフトであれば、もし何人かの方々からいただいたとしてもカタログによって選ぶ品物を変えることができるので安心ですね。
また、「食べ物や飲み物などの消えモノ(41.0%)」も、重複しても困らない方が多いようです。
結婚内祝いを贈る際の参考にしてみてください。
割引されたカタログギフトには注意
結婚内祝いでもらったカタログギフトが割引になっている商品だとわかったらどう思う?
がっかりする11.5%
ちょっとがっかりする26.3%
どちらともいえない25.5%
気にならない27.8%
まったく気にならない9.0%
アンケートでは「結婚内祝いでもらったカタログギフトが割引になっている商品だとわかったらどう思いますか?」ということについてもお聞きしました。
結果をみてみると、「がっかりする(11.5%)」・「ちょっとがっかりする(26.3%)」をあわせて3割以上の方が残念に感じると回答しています。
「気にならない(27.8%)」と回答した方もいましたが、せっかく贈ったギフトで残念な思いはしてほしくないですよね。
ネット時代の昨今では、もらったギフトの金額が簡単にわかってしまいます。そういった世の中だからこそ、カタログギフトを選ぶ際には、ネットなどで安売りをしていない、信頼できるメーカーのカタログギフトを選ぶことをおすすめします。
リンベルのカタログギフトは割引商品なし! たくさんの商品から選べる
リンベルのカタログギフトではコース価格未満の商品は掲載されていません。つまり、5,000円コースであれば、5,000円を下回る商品は掲載されていないということですので、安心して贈ることができます(一部オープン価格商品は除く)。しかし、すべてのメーカーがコース価格未満の商品を掲載していないとは限りませんので、カタログギフトを選ぶ際には、信頼できるメーカーのものを選ぶことをおすすめします。
また、1980年代後半から登場したカタログギフトは年々進化しており、老若男女のニーズを満たせるよう掲載されている商品のバリエーションも豊富になっています。さまざまな商品の中から選ぶ楽しさが増えているのもカタログギフトが喜ばれる理由の一つとなっているのではないでしょうか。
一方で、一部には結婚内祝いにカタログギフトを贈ることに抵抗がある方もいらっしゃるようです。品物とセットで贈ったり、メッセージカードで気持ちを伝えるなど、カタログギフトをさらに喜んでいただくコツについては、以下の記事をご覧ください。
結婚内祝いで贈らない方がよいギフト
高価なもの
高額な結婚内祝いは、失礼に当たるケースがあります。とくに、相手からのお祝いよりも高額になると、もらったお祝いが安かったという意思表示だと誤解されることもあるので注意しましょう。
あるいは、高額のお祝いに対して、内祝いの相場をそのまま当てはめるのも危険です。あなたからのお祝いは要りませんと思われてしまう可能性があります。このような場合は、他の方への内祝いと同じものを贈っても問題はないでしょう。
割れ物
ガラスや陶器といった「割れ物」、涙を拭うハンカチや弔事を連想させる日本茶など「別れ」をイメージさせるもの、ハサミなどの「切れ物」は、いずれも縁起が悪い品物。結婚内祝いにはタブーとされています。
偶数の詰めあわせ
贈り物の数が偶数になるのも望ましくありません。偶数は割り切れる数であり、割れ物と同じく縁起がよくないとされるためです。4は忌み数字でもあるので注意しましょう。同じ理由から、9も奇数とはいえ避けるべきです。
ただし、2はペアで1つ、12は1ダースと解されることも多く、奇数ととらえる向きもあります。また、8は漢数字の八が末広がりを連想させるので、お祝いに使われることの多い数字です。
肌着
上質な品物が増えているためギフト向きかと思われがちですが、「着るものに困るほど生活が苦しいと思われている」と受け取られる可能性があるため、結婚内祝いには適していません。
現金類
現金を結婚内祝いとして贈るのは、贈り物の中身がそのままお相手に伝わってしまうだけでなく「渡したお金をそのまま返された」と受け取られてしまうため、失礼にあたります。
また、とくに目上の方には現金はもちろん金券を贈るのも避けましょう。お相手の家計を気に掛けたと思われ、やはり失礼なイメージを持たれてしまいます。この場合、ギフト券も選べるカタログギフトを贈るのがおすすめです。
結婚内祝いが不要なケース
結婚式で引出物を渡した場合
内祝いを贈らなくてもよいケースとしてよくあるのが、結婚式場で引出物を渡す場合です。結婚式で引出物を渡すことや、料理を振る舞うことが、結婚祝いに対するお礼とみなされるためです。
なお、地域や相手とのつきあいによっては、高額なお祝いをもらうこともあるでしょう。このような場合は新婚旅行でのお土産を奮発したり、別に内祝いを贈ったりするほうが望ましいこともあります。双方の両親など周囲の方と相談して対応を決めましょう。
いただいた品物が少額のものだった場合
一般的な内祝いの相場は、お祝いの金額の半額あるいは1/3程度であるとされています。
しかし、お祝いでもらった金額が低すぎる場合、相場に照らして内祝いを準備すると、さらに少額の品物となってしまいます。このような場合は無理に内祝いを贈らずに、ホームパーティやランチの席を設けて感謝を伝えるのもよいでしょう。
高額のお祝いをいただいた場合
目上の方や、親族・親戚から高額な結婚祝いをいただくこともあるでしょう。その場合、半返しをしてしまうと結婚内祝いであるにもかかわらず高額になってしまい、お相手に気を遣わせてしまうことになります。このようなときは、結婚内祝いの金額を1/3返しにとどめ、あらためてなにかお土産を届けたり、お礼のご挨拶に伺ったりするなどして、しっかり感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
会社の制度としてお祝いをもらった場合
会社の福利厚生の一環としてお祝いをもらうこともあります。会社の制度としての行為であるため、たいていは相手を特定できないものです。このような場合も、内祝いは不要です。
ちなみに、福利厚生ではなく連名でお祝いをいただいた場合は、お祝いの金額を人数で割り、その金額の半分程度の品物をそれぞれの方に個別にお贈りするのがマナーです。
これで安心! 結婚内祝い(お返し)スケジュール
これまで結婚内祝いのマナーについて詳しくご紹介してきましたが、実際のスケジュールと照らしあわせると、どのように動いていくべきかシミュレーションできます。一般的な結婚内祝いを贈るスケジュールをみていきましょう。
挙式2ヶ月〜1週間前
結婚祝いをいただく
結婚祝いをいただくのは挙式2ヶ月〜1週間前くらいが一般的です。自分に直接関係がある方からだけでなく、夫婦共通の友人や親の知人・友人からいただくこともあります。その場合は必ず夫(妻)や親にお祝いの内容を伝えます。
お祝いを受け取ったら、すぐにお礼の電話をかける
結婚祝いを受け取ったらすぐにお礼の電話をかけましょう。感謝の気持ちだけでなく、いただいた品物の感想も伝えると、お相手もより一層喜んでくれるでしょう。
メールで済ませてしまうと失礼に感じる方もいるので避けましょう。また、手渡しでいただいた場合はその場でお礼を伝えます。
いただいたお祝いの金額を調べる
お礼の電話をかける前後で、いただいた品物の金額を調べておきましょう。結婚内祝いの金額の目安を知る上でとても大切です。厳密でなくても、おおよその金額がわかれば問題ありません。
挙式前
結婚内祝いを贈るリストを作成する
結婚内祝いを贈る上で避けたいのが「贈り忘れ」です。挙式後はスケジュールに余裕がなくなってしまうことが多いので、「贈り忘れ」を防ぐために結婚祝いをいただいた時点で内祝いのリストを作成しておきましょう。
「いつ」「誰が」「どんな結婚祝いを贈ってくれた」のか、の他に「金額」「住所」「連絡先」「披露宴に招待しているかどうか」などもあわせてリストにしておくと安心です。
結婚式
結婚内祝いの品物を選ぶ
結婚内祝いを贈る時期は、結婚式を挙げる場合は挙式後1ヶ月以内、結婚式を挙げない場合やお祝いをいただいたタイミングが異なる場合は、お祝いをいただいてから1ヶ月以内が基本です。
金額やお相手の好みも考えながら品物を考えると、選ぶのに時間がかかります。スケジュールに余裕をもって、リストが出来次第品物を選ぶようにしましょう。
結婚内祝いを選ぶ際はお相手の年齢・性別・家族構成などと一緒に、内祝いに人気のギフトのラインナップを考慮するとよいでしょう。親戚や親の知人などへ贈る場合は、家族に相談しながら決めてもよいでしょう。
挙式後1ヶ月以内
結婚内祝いの品物やお礼状を発送する
結婚内祝いを贈るときは、必ずメッセージカードやお礼状を添えるようにしましょう。品物だけがお相手の元に届くのはマナー違反とされるからです。
ここから先は、結婚内祝いに添えるお礼状の書き方を文例付きでご紹介します。自分らしさや心を込めるというポイントをおさえつつ、お礼状を書く際の参考にしてみてください。
【文例】お礼状の書き方
お礼状の基本的な構成をご紹介します。
- 頭語
- お礼の言葉
- 新しい生活への抱負
- 結婚祝いとして品物をいただいている場合は、活用の様子
- 今後の交流をお願いする挨拶
- 結語
- 新郎新婦の名前(旧姓も添える)
- 新居の住所や連絡先
これらを踏まえつつ、お相手との関係性にあわせ内容や文体を変えるようにしてお礼状を書きましょう。
また、お祝いごとにふさわしくない言葉を用いる「忌み言葉」や同じ言葉を重ねて用いる「重ね言葉」、文章を区切ってしまう「句読点」を使うのはマナー違反になるため避けましょう。はがきは略式の書状ですので「手書きの封書」を用いるのが最適です。
結婚内祝いの挨拶状の書き方については「【文例付き】結婚内祝いの挨拶状・メッセージの書き方のポイントを徹底解説!基本マナーとおすすめギフト」で詳しく解説しています。
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