結婚式のマスクマナー ゲストができる感染防止対策

コロナ禍での結婚式は、これまで式に出席したことのある方でも分からないことがたくさん。どんなマスクなら良いのか、食事や写真撮影ではどうふるまえば良いの?など、結婚式のマスクマナーを解説します。

イラスト:いろいろなデザインのマスクと、おしゃれな布マスクをつけた女性を指さしながら「最近のマスクはデザインが豊富。装いに合わせて選びましょう。」とコンシェルジュ

結婚式でも感染防止対策。マスクは必須アイテムに

世界中で流行する新型コロナウイルスのため、人が集まる飲食店や小売店の自粛や利用制限が行われています。結婚式場も例外ではなく、感染防止対策のため“結婚式場業「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」(日本ブライダル文化振興協会)”が策定されました。

このように式場側では対策に尽力されていますが、感染防止には新郎新婦とゲストが協力しあって、積極的に対策を行うことが重要です。他のゲストの安心のためにもマスクをはじめとした対策をして、結婚式に出席しましょう。

マスク着脱は、式場スタッフによる指示を聞き漏らさずに

結婚式場はガイドラインや専門家のアドバイスを受け、感染予防対策に努めています。食事中や写真撮影などのタイミングで、スタッフによるマスク着脱などの指示がされるはずですから、これまで以上にスタッフの指示に耳を傾け、従うようにしましょう。

挙式の移動時や記念撮影時のマスクなど、もし指示がなかった場合は、自己判断で動き回らずにスタッフの指示をあおぐようにするとベストです。そうした姿勢は周囲にも安心感を与え、結婚式の成功にもつながります。

結婚式では、不織布か布製のマスクが望ましい

飛沫対策としてその有効性が示されているマスクは、結婚式場においてももちろん必須のアイテムです。マスクは素材や人との距離などで、有効性に違いがあります。まず不織布マスクが最も有効で、次に布マスク、最後がウレタンマスクです。

コロナ禍が長引くとともに、マスクのデザインや、マスクを快適に使うためのアイデアも豊富になりました。結婚式という華やかな場ですから、マスクの色を衣装に合わせたり、友人と色をそろえたり、ゲストも場が明るくなるようなマスク選びを工夫してみるのもおすすめです。

結婚式にふさわしいマスクの選び方

結婚式において、ゲストのマスクの色には決まりがありません。今やマスクはファッションの一部となっており、好きな色を選べますが、黒や蛍光色は悪目立ちする恐れがあるので、避けておきましょう。

結婚式のマスクとしておすすめの色は、明るいグレーやベージュ、淡いパステルカラーなど。肌なじみの良い、目立ちすぎない色を選びましょう。柄は花柄や、和装に合わせやすい和柄などいろいろ出回っていますから、着るものに合わせて探してみてください。布マスクならレースがあしらわれたタイプも、結婚式らしい華やかさがあってステキです。

不織布マスクをおしゃれにする「マスクカバー・マスクインナー」も活用しよう

マスクのなかで最も有効とされる不織布素材のマスクは、プレーンなデザインが多く普段使い用という印象があります。しかし、現在では不織布マスクの両脇をレースで飾ったり、マスク全体を飾り布で覆ったりできる「マスクカバー」や「マスクインナー」が登場しています。こうしたアイテムを組み合わせれば、不織布マスクも結婚式でも十分ふさわしい装いになります。ぜひチェックしてみてください。

マスクケースや予備のマスクも準備しておこう

披露宴の食事中など、外したマスクをそのままテーブルに置くのは見た目にも衛生的に良くありません。一時的に保管するためのマスクケースを用意しておきましょう。また、食事やメイクでマスクが汚れることに備え、予備のマスクも準備しておくと安心です。

飲食時の新しいマナー「マスク飲食」

会食中はついマスクを外した状態で会話をしてしまいがちですが、飲食の場は感染対策の急所とされています。料理が供されるまでマスクはしたまま、食べる時は黙食して、話すときにはマスクをつけるかハンカチなどで口元を覆うようにします。

高齢者や基礎疾患のある方など感染に不安のある場合は、食事をせずに途中退席するのも選択肢のひとつです。事前に新郎新婦へ説明を行いましょう。

披露宴であっても、コロナ禍での食事マナーは普段の食事と変わりありません。他のゲストやスタッフとの距離を意識し、食事中の会話は少な目に。お酌は原則控え、行う場合はマスクをつけて移動します。

コロナ禍での結婚式、写真の撮り方

コロナ禍でさまざまな制限はありますが、おめでたい席の思い出は写真で残しておきたいものです。マスクなしで集合写真を撮る際には、撮影の直前までマスクをつけ、再びマスクをつけるまでは極力会話を控えましょう。

新郎新婦や友人と写真を撮る際も、ソーシャルディスタンスは大切です。顔を寄せ合ったり肩を組んだりといった接触は、残念ですが安全のために避けましょう。屋外やテラスなど風通しの良い場所での撮影がおすすめです。

屋外でもマスク着用は重要

撮影は風通しの良い屋外がおすすめですが、だからといって屋外ではマスクを外してOKというわけではありません。特に結婚式という喜ばしい席では、ついお互いの物理的な距離が縮む傾向にあります。ソーシャルディスタンスを保ちにくいシーンですので、屋外であっても、移動や会話時にはマスク着用が大切です。

気になる症状のある方は、結婚式は必ず欠席を

平時であれば直前の結婚式欠席はできる限り避けたいものですが、コロナ禍のいまは、微熱や咳といった症状はご自身が不安ですし、周囲にも不安を与えてしまいます。こうした症状のある方は、大変残念ですが欠席の連絡を入れましょう。

ご祝儀は基本的に出席した場合と同様

急な欠席の場合はキャンセル料が発生しているかもしれません。直前に結婚式をキャンセルした場合は、出席した場合と同額のご祝儀をお渡しするのが良いでしょう。しかし、まずはご自身の静養が先です。まずはメールでも構いませんから早めに欠席の連絡をして、体調が落ち着いたらまた連絡するとお伝えすれば、ご理解いただけるはずです。

もし可能であれば、式場に空席を作らないよう代理を頼むことも検討しましょう。その場合には家族やパートナーなど近い間柄で、新郎新婦と面識のある人が望ましいです。新郎新婦も欠席にあたって席を減らすなどの対応をすませているかもしれませんから、代理を出して良いかは相談しておきましょう。

以下の記事は、平時の結婚式欠席に関するマナーです。こちらも参考になりますので、目を通しておいてはいかがでしょうか。

結婚式に欠席する場合 – ご祝儀や結婚祝いの相場&マナー
結婚式の欠席連絡、スマートな伝え方とマナー

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