出産祝いはいつ贈る? 相場・金額や渡し方、訪問までのマナー一覧

出産祝いを送ってくれた方を思い浮かべる産後のママ

出産祝いを贈りたくて、相手にすきなものを選んでほしいのでカタログギフトがいいかな、と思っているのですが、普通のカタログギフトだとなんだか芸がないような気がして…。(20代女性 Tさん)

最近ではさまざまなジャンルのカタログギフトがあります。ネット上でオリジナルのカタログをつくれるものや、出産祝い専用のかわいいカタログギフトもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
出産祝いを贈る時期やマナーについては、以下の記事でチェックしてみてくださいね。

身近な方の出産はとても喜ばしいもの。お祝いしたい気持ちがはやるものですが、いざ贈るとなるとマナーが気になります。贈る時期や訪問方法など、贈り先さまが心から喜んでくれるようにマナーをしっかりおさらいしておきましょう。

もし、出産祝いのお返しである出産内祝いをお探しの方は、こちらのページへどうぞ。出産内祝いに関する情報や選び方のポイントを詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

出産祝いを贈る時期はいつがいい?

出産祝いは産後2〜3週間ころに贈ります。

生後7日後には命名書を飾ってお祝いする「お七夜(おしちや)」が、生後1ヶ月後には神様に赤ちゃんの誕生報告と健康を祈願する「お宮参り」がおこなわれます。

出産祝いを贈るタイミングは、生後7日目のお七夜から生後1ヶ月頃のお宮参りまでの間が一般的です。ただし近年は出産後1週間程度入院するケースも多いため、退院後から2〜3週間程度の期間が実質的なベストタイミングといえるでしょう。

退院直後は慣れない育児で忙しい時期です。また、贈り先さまはお宮参りのころに出産内祝い(出産祝いのお返し)の準備をするので、それまでには贈るようにしましょう。出産祝いを贈る際は、母子の健康状態や都合を確認することも思いやりのあるマナーです。

また、赤ちゃんの誕生報告を年賀状などで受けることも少なくありません。その場合は、生まれてから1ヶ月以上経ってしまっていても大丈夫です。報告を受けた日を起点として、1ヶ月以内に贈るようにしましょう。

遅くなったらお誕生祝いに

出産した側は生後1ヶ月ぐらいに出産内祝いを準備します。そのため、出産祝いが遅れてしまうと、贈り先さまは内祝いを買い足すなどの手間がかかります。

お祝いを選ぶ時間がない場合は、贈り先さまが好きなものを買える商品券や、必要なものを選べるカタログギフトなどを贈るのもよいアイデアです。

贈るタイミングがどうしても遅くなってしまった場合は、お祝いの言葉とともに遅くなったおわびの言葉を添えて贈るようにします。

出産してから1年近くたってしまったときは、出産祝いでなくお誕生日祝いとして贈りましょう。

リンベル おすすめカタログギフト

出産祝いを配送する選択肢も

「産後は忙しいだろうから、産前に贈りものをしたい」という配慮も間違ってはいません。産後は出掛けることはもちろん、ゆっくりする時間もなかなかとることができません。

また、直接会うことが難しい場合もあるため、近年は出産後にお祝いを配送する選択肢も増えてきました。これなら産後すぐにお祝いを使ってもらうことができます。

例外として、ベビーベッドなどの産後すぐに必要となるアイテムを、親族が産前に贈るというケースがあります。これは親族だからこそ許される例外となるため、それ以外は基本的に対象外となります。

配送で贈る場合、贈るタイミングに気をつけるようにします。事前に連絡して退院がいつごろになりそうかを確認し、退院後落ち着いたころに到着するように手配をしましょう。連絡の際は、体調を気遣う心くばりも忘れずに。

出産祝いを贈るときの基本マナー

出産祝いを渡すときは、以下で解説するマナーを必ず守りましょう。

出産祝いに熨斗(のし)は必要?

出産祝いには、のしを掛けるのが基本マナーです。誰が贈ってくれたお祝いかがわかりやすくなるメリットがあるのはもちろん、とくにしきたりを重視する方へ贈る場合は必須です。ただし、リボンラッピングをする場合はのしとの併用は避けるべきです。

出産祝いののしのマナーについてはこちらも参考にしてみてください。

出産祝いの品物を渡す場合

出産祝いの品物は、袋や風呂敷から取り出して手渡ししましょう。包んでいた袋や風呂敷は贈り先さまに渡さずに、持ち帰りましょう。

出産祝いを現金を渡す場合

出産祝いに現金を贈ることは、友人や同僚などの親しい間柄でおこなうぶんには問題ありません。ただし、目上の方には品物を贈る方がよいでしょう。

お祝い金を渡す場合は、袱紗(ふくさ)に包んで持参し袱紗からご祝儀袋を出し、贈り先さまが文字を読める向きで渡すようにしましょう。新札には「新しい門出を祝う」「前もってあなたのために準備した」という意味があり、お祝いの気持ちと心遣いをあらわします。

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なお、現金を贈ることは「味気ない」ことと受け取られたり、目上の方のなかには「生々しい」と感じられる方もいるため、お相手との関係性や好みを考慮してどうするかを決めるとよいでしょう。

そのような悩みをお持ちの方におすすめなのが、カタログギフトです。カタログギフトなら、金額が明記されていないため失礼にあたらず、且つ、相手は豊富なラインナップの中から好きなものを選べるため、贈る側・受け取る側の双方にとってメリットがあります。

現金以外の出産祝いなら「hello! baby」カタログギフトがおすすめ

現金以外で出産祝いを考えている方は「hello! baby」のカタログギフトがとくにおすすめです。このカタログギフトなら、贈り先さまが必要とするものや好きなものを自由に選ぶことができます。幅広い選択肢のなかからお気に入りのギフトを選ぶことができるので、心から喜んでいただけるアイテムがみつかるでしょう。

現代の多様なニーズに応える「hello! baby」は、出産祝いの新しいスタンダードとして、多くの方々に選ばれています。

出産祝いを贈るため、病院に伺う場合

出産の報告を聞くと、すぐにでもお祝いを渡したい気持ちになります。しかし、出産後のママは心身ともにとてもデリケートです。

産後はホルモンバランスの変化に加え、育児でハードな日々に心も体もへとへとになりがち。赤ちゃんの様子や体調も不安定なことが多く、赤ちゃんのお世話だけで手一杯なママも少なくありません。
そのため、出産祝いを贈る場合は基本的に「病院への訪問はしない」ようにしましょう。その代わり、配送でお祝いを贈れば贈り先さまの負担も減らせるでしょう。

直接顔をみてお祝いを伝えたい場合は、退院後、ママと赤ちゃんの体調が落ち着いたころに連絡をとってみて、自宅などへの訪問が可能か尋ねてみるといいかもしれません。

どうしても病院で直接お祝いを渡したい場合は、事前にママの都合を尋ねるとよいでしょう。

出産祝いを贈るため、ご自宅に伺う場合

親しい方へ出産祝いを贈るとき、早く赤ちゃんに会いたくなってしまうものですが、もっとも気をつけたいのは産後のママの体調です。産後の身体はなかなか元に戻りにくく、しかも育児という新しい環境は、本人にとって想像以上に負担が大きいもの。

自宅に伺う場合は必ず事前に連絡し、且つ当日も連絡をして贈り先さまの体調を確認します。気の置けない間柄であれば、なおいっそう母子の体調を優先しましょう。もし贈り手の体調が万全でない場合は、訪問を控えるのも大切なマナーです。

育児が始まると、これまでの環境がガラリと変わります。産後の訪問が負担になる場合は、お祝いを先に配送し、贈り先さまが落ち着いたころにお会いしても失礼にはあたりません。

住所がわからない場合におすすめのサービス

もし贈り先さまの住所がわからない場合は、「GIFT LIST」という新サービスがおすすめです。とくに、会社の同僚に贈るというような場合、普段は近しい関係であってもご自宅の住所までは知らないことが多いでしょう。さらに、会社内でのギフト交換は周囲の目が気になることもありますし、妊婦の方に重いものを持たせたくないという配慮も必要です。でも、「GIFT LIST」なら、これらの心配を解消できます。

「GIFT LIST」は、2024年6月3日にカタログギフトのパイオニアであるリンベルがスタートさせた、ソーシャルギフト専用のECサイト。オリジナルのデジタルカタログギフト(ギフトリスト)を作って贈ることができる新しいギフトサービスです。

「GIFT LIST」では最初に価格を選択し、贈り先さまの趣味嗜好にあわせて、サイト上にある商品のなかから最低5点以上のアイテムでギフトリストを作成します。贈り先さまにも贈り手側にも選ぶ楽しさがあるのがうれしいポイントですね。

オリジナルのカタログギフトなら、特別感のある贈りものになりますね。

出産祝いの金額相場は?

出産祝いの金額は、贈る相手との関係性によって相場が異なります。親しさや立場を考慮して適切な金額を選ぶことが大切です。高額過ぎると相手が内祝いを返す際の負担になるため、相場を踏まえた金額選びを心がけましょう。

出産祝いの金額相場表
家族(息子・娘)3~10万円
兄弟姉妹1〜3万円
親族1~3万円
いとこ1~2万円
姪・甥5,000~1万円
友人3,000~1万円
上司・先輩5,000~1万円
同僚・部下3,000〜5,000円
知人(近隣の人)3,000円程度

出産祝いを選ぶ際に気をつけるポイント

つづいて、出産祝いを選ぶ際に気をつけるポイントをご紹介します。

出産祝いでもらって本気で嬉しいものとは?

出産祝いは、実用的なものを贈るのが喜ばれやすいようです。たとえば、赤ちゃんの洋服やスタイはいくつあっても困らないため、すでに手元にあっても喜ばれます。おもちゃも、これからたくさん使うものですので、やはり喜ばれやすいアイテムです。なるべく長く使えるものを選べば、さらに喜ばれることでしょう。

ほかにも、赤ちゃんのお世話で必ず使う「タオル」などもおすすめです。赤ちゃんの肌は敏感なので、オーガニックコットンを使用しているものや肌触りがいいタオルを選ぶとよいでしょう。

出産を終えたばかりのママに「スキンケアアイテム」を贈るのもよいでしょう。たとえば、ボディクリームやハンドクリーム、赤ちゃんとママ両方に使えるクリームや乳液などがおすすめです。

出産祝いに洋服を贈りたい場合

洋服を贈る場合は、80cm程度の長さのものを選ぶのがおすすめです。

新生児期は50~60cmほどの洋服を着用するケースが多いですが、赤ちゃんは成長が早いためすぐに着られなくなってしまいます。50~70cmの洋服のサイズ感は、赤ちゃんがどんどん成長する時期と重なるため、長く着られないのが一般的です。

そこで、少しでも長く着られる80cm程度の洋服を選ぶのがおすすめです。ただし、80cm程度の洋服を着られるのは、早くても出産から6ヶ月ほど先となります。出産時とは真逆の季節となるため、季節感にも注意して選ぶことがポイントです。

また、ママの趣味や趣向を考慮してデザインを選ぶことも大切なポイントです。

月齢(サイズ)生まれ月とおすすめシーズン
0〜5ヶ月(50〜60cm) 3〜5月生まれ → 春・夏
6〜8月生まれ → 秋・冬
9〜11月生まれ → 秋・冬
12〜2月生まれ → 春・夏
5〜10ヶ月(70cm) 3〜5月生まれ → 秋・冬
6〜8月生まれ → 冬
9〜11月生まれ → 春
12〜2月生まれ → 春・夏
10〜18ヶ月(80cm) 3〜5月生まれ → 春・夏
6〜8月生まれ → 春・夏
9〜11月生まれ → 秋・冬
12〜2月生まれ → 冬
18〜26ヶ月(90cm)全ての生まれ月 → オールシーズン

迷ったときは、ご本人に相談を

もし、なにを贈ろうか悩んだときは、ご本人に直接相談しましょう。プレゼントなので相談するのもためらう方もいますが、事前に相談することも、喜ばれる出産祝い選びのポイントでもあります。

とくに、おむつケーキなどの定番アイテムは、他の方の贈り物と重複する可能性もあるので、事前に確認しておくのが贈り先さまへの気遣いになるでしょう。

相談するタイミングを逃してしまった場合や、何を贈ればよいか迷ったときは、先ほども紹介した「hello! baby」のカタログギフトがおすすめです。ユニークで可愛らしい動物たちのデザインが施されたギフトBOXが、特別な贈り物の雰囲気をさらに高めてくれるでしょう。

二人目の出産祝いにも最適

「hello! baby」のカタログギフトは、二人目のお子様の出産祝いにも最適です。出産祝いとしてだけでなく、子どもの成長に合わせた様々なギフトシーンで活用できる点も魅力的です。詳細についてはこちらからご確認ください。

産前の出産祝いはタブー

出産祝いを産前に贈ることは、マナー違反です。「産後は忙しいだろうから」「すぐに使って欲しいから」という配慮から産前に出産祝いを贈ろうとする人もいますが、出産祝いは、赤ちゃんが無事に産まれたことを祝うための贈りものです。

出産はいつなにが起こるかわからないもの。どんなに妊娠経過が順調であったとしても、産前に贈るのは控えておいたほうが安心です。産後、母子ともに健康な状態であることを確認してから贈るようにしましょう。

出産祝いのタブーのギフト

縁起の悪いアイテムとして挙げられるのは、手切れ(手巾・手布)を連想させるハンカチや、縁を切ることを連想させるハサミなどの刃物、弔事(葬儀・香典返し)で使われることが多い日本茶などです。

また、リクエストされた場合以外は、ベビーベッドやベビーカーなど置き場所に困ってしまうようなプレゼントは選ばないほうが無難でしょう。

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