退職理由別の退職祝い・熨斗(のし)書き方・水引の選び方

お世話になった方への退職祝いには、どのような熨斗を選べばよいのでしょうか。退職される理由は定年であったり、出産であったり、独立であったりとさまざまです。熨斗の表書きや水引の種類など、退職の理由にあわせて適切なものを選びましょう。

表書き・水引きは、退職の理由によって異なります、と説明するコンシェルジュ

熨斗の表書き

表書きの筆記具は?

筆記具は筆と黒い墨、もしくは黒の筆ペンか黒のサインペンを用います。簡易な印象のあるボールペンや万年筆は避けましょう。修正液や二重線などは非礼にあたります。書き間違えたら新しく書き直すのがマナーです。 

表書きは「御礼」が基本

表書きは御礼、祝定年御退職、感謝、謹呈など、さまざまなパターンがあります。基本的に「御礼」としておけば、マナー違反にはあたりません。また、「御祝」も良さそうに見えますが、退職理由によってはふさわしくない場合がありますので、注意が必要です。

中途退職、出産……「御祝」は退職理由によっては不適切

定年退職であれば御祝でも問題ありませんが、中途で退職される場合はうれしい退職理由ばかりではありません。事情を知らない中途退職であれば、御祝は避け、御礼や感謝などのねぎらいの言葉を選ぶとよいでしょう。

転職・独立には「おはなむけ」もおすすめ

はなむけとは、旅立つ人の安全を祈って贈る品や言葉のことです。ステップアップとなる転職や、独立・起業による退職なら、激励の気持ちを込めておはなむけを使用するのもおすすめです。

贈り主の名前の書き方

個人、もしくは夫婦で贈る場合

個人的にお贈りする場合は、水引の下、中央に氏名を書きます。

3名の個人名で贈る場合

3名までであれば、個人名を記載します。個人名を並べる場合は、最も目上の人の名前を中央に書いて、順に左に並べていきます。
並び順に迷う場合は、次項の4名以上の場合と同じように一行にまとめても構いません。

4名以上・連名の場合は一行にまとめる

会社や部署のみんなで贈る際には、「○○一同」「○○ 有志一同」と一行で記載します。内訳をお伝えしておきたいのであれば、全員の名前を書いた紙を包装紙や贈り物の中に入れておきます。

連名のなかで、代表者1名の氏名を記載したい場合は、「代表者氏名」「○○一同」の順に2行で書き、代表者名のほうを少し大きく記載します。

社名を入れる場合

会社名を入れる場合は、以下を参考にしてください。

  • 会社名+部署名一同…「社名」「部署名一同」の順に2行で書き、部署名のほうを大きく記載します。
  • 会社名+氏名…「社名」「個人名」の順に2行で書き、氏名のほうを大きく記載します。

水引の選び方

水引は主にちょう結び、結びきり、あわじ結びの3種類に分かれ、退職祝いの場合は、何度あっても喜ばしい御祝いにつける紅白のちょう結びが基本です。

あわじ結びは関西で多く用いられ、祝儀・不祝儀どちらでも使えます。使い分けは地域の慣習によって異なることがありますので、不安な場合は周囲の方に確認しておきましょう。

結婚退職には結びきりの水引を

退職理由が結婚の場合は、結びきりの水引を選ぶようにしましょう。これは退職祝いに結婚祝いの意味も含まれるためです。結びきりは結婚や快気祝いなど、一度だけのお祝いであるべきケースで使用します。

定年退職の水引はちょう結びでOK

定年退職は多くの人にとって人生で一度きりのことではありますが、水引はちょう結びが正解です。定年退職は新たな人生のスタートでもあり、近年では再就職される方も少なくありません。退職後の人生を応援するという意味を込めて、ちょう結びを選びましょう。

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