葬式・葬儀から四十九日まで、知らないと恥ずかしい流れと心構え

身内に不幸があると、悲しみのなかでもやるべきことが次々と生じます。葬儀の手配から始まり、四十九日の法要を終えるまでにはさまざまな準備や手続きが必要です。

この記事では、葬儀から四十九日までの全体的な流れを時系列で整理し、各段階でやるべきことを解説します。細かい作法は宗派や地域の慣習によって異なりますが、一般的な流れとして把握しておくと、いざという時にも落ち着いて対応できるでしょう。

遺品を見ながら呆然としている遺族に「あれも決めないと…」と声をかける葬祭業者

葬儀から四十九日までの全体スケジュール

まず、葬儀から四十九日までの大まかなスケジュールを確認しておきましょう。

時期やるべきこと
逝去直後医師・警察への連絡、親族への連絡、喪主の決定
通夜・葬儀の準備葬儀社・寺院への依頼、会場・規模・予算の決定、死亡届の提出
通夜・葬儀当日通夜、葬儀・告別式、火葬、(繰り上げ初七日)
葬儀後〜2週間挨拶回り、事務手続き、遺品整理の着手、四十九日法要の日程・会場決め
葬儀後2〜3週間納骨の準備(墓地連絡、戒名彫刻)、本位牌の手配、案内状の発送
葬儀後3〜4週間香典返しの品物選定・発注
四十九日(命日+48日)四十九日法要、納骨式、お斎、忌明け
忌明け後香典返しの発送、仏壇への本位牌安置

通夜・葬儀の前に決めること・手配すること

亡くなられた方について医師や警察への連絡が済んだら、親族へ連絡し、喪主を決めたうえで葬儀の準備に取りかかります。

喪主を決め、葬儀の基本方針を固める

まず親族が集まったら喪主を定めます。喪主は葬儀全体の責任者となり、以降のさまざまな判断を行います。

喪主が決まったら、以下の基本方針を早めに決めましょう。

  • 葬儀の宗教形式(仏式、神式、キリスト教式、無宗教など)
  • 葬儀の規模と予算
  • 会場(自宅、斎場、寺院など)
  • 遺体の安置場所

故人の意向が事前にわかっている場合は、それを尊重して決めるのが望ましいです。

葬儀に関する手配を進める

基本方針が固まったら、具体的な手配に入ります。

  • 葬儀社への依頼(まだの場合)
  • 寺院・僧侶への連絡と日程調整
  • 祭壇、棺の選定
  • 遺影の準備と棺に収める愛用品の選定
  • 会食の料理、会葬御礼の手配
  • 当日返し(即日返し)の香典返しを行う場合はその手配
  • 喪服の用意(自分と家族の分)
  • 弔辞を依頼する方がいればその連絡

葬儀費用の支払い方法についても、この段階で親族間で相談しておくと後々スムーズです。信頼できる葬儀社があれば、段取りの多くをリードしてもらえるでしょう。

各方面への連絡と届出

葬儀の日程が決まったら、各方面への連絡を進めます。

  • 故人と親しかった方への連絡
  • 故人や喪主の勤務先への連絡
  • 死亡届の提出(亡くなったことを知った日から7日以内)

死亡届の提出と同時に「火葬許可証」を受け取ります。この火葬許可証は火葬後に「埋葬許可証」となり、納骨の際に必要になりますので大切に保管してください。

葬儀を終えたら早めにやるべきこと

通夜・葬儀が無事に終わったら、一息つく間もなく次の段階に進みます。

事務手続きと挨拶回り

葬儀後には、以下の手続きや挨拶が必要です。

  • 病院への支払い、主治医・看護師へのごあいさつ
  • 故人や喪主の勤務先、近隣への挨拶回り
  • 葬儀社や寺院、神社、教会への謝礼の支払い(まだの場合)
  • 故人名義の書類や証明書の手続き(銀行口座、保険、年金など)
  • 遺品整理・形見分けの着手
  • 遺産相続の手続き(相続人の確認、遺言書の確認など)

特に故人名義の銀行口座は、金融機関が死亡を把握した時点で凍結されることがあります。必要な手続きについて早めに確認しておきましょう。

位牌・仏壇の手配

仏式の場合、四十九日法要までに本位牌を準備する必要があります。葬儀で使った白木の位牌は仮のものですので、仏具店で正式な本位牌を作り、戒名と没年月日を入れてもらいます。

自宅に仏壇がない場合は、仏壇の購入も検討しましょう。四十九日の忌明け後に、本位牌を仏壇に安置します。

四十九日法要の準備に取りかかる

葬儀後できるだけ早い段階で、四十九日法要の準備を進めます。

  • 法要の日程と会場の決定
  • 納骨式を同日に行う場合は墓地・石材店への連絡
  • 参列者への案内状の手配(法要の1カ月前までに届くのが理想)
  • 香典返しの品物選定と発注

四十九日法要の準備の詳細や当日の流れについては、以下の記事で解説しています。

四十九日の日程の計算方法については、以下の記事をご参照ください。

忌日法要と宗教ごとの供養の形式

葬儀後から四十九日(忌明け)までの間には、宗教・宗派に応じた供養の儀式が行われます。

仏式の場合

仏式では、亡くなった日を含めて7日目の「初七日」を皮切りに、7日ごとに法要を営むのが本来の流れです。二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)…と続き、四十九日(七七日)が最後の忌日法要となります。

ただし、最近は7日ごとに親族が集まることが難しいため、初七日と四十九日の2回のみ行うケースが多くなっています。初七日法要についても、火葬の前に行う「繰り込み初七日」や火葬後に行う「繰り上げ初七日」として、葬儀当日に済ませる形が広まっています。

地域によっては、四十九日法要も葬儀当日に繰り上げて行うことがあります。

神式・キリスト教式の場合

神式では、葬儀の翌日に「翌日祭」が行われ、その後10日ごとに「霊祭」が営まれます。「五十日祭」をもって忌明けとなるのが一般的です。

キリスト教では、カトリックが亡くなってから30日目までに追悼ミサを行い、プロテスタントでは1カ月後に「召天記念式」を行います。いずれも、その後に香典返しにあたるお礼の品とあいさつ状を用意するのが通例です。

四十九日の忌明けを迎えたら

四十九日法要を無事に終えると「忌明け」となり、遺族は日常生活に戻ります。

忌明け後にまず行うのが、香典返しの発送です。いただいた香典へのお礼と、弔事が滞りなく終えられたことの報告を兼ねて、品物とあいさつ状をお届けします。

香典返しの品物選びや、法要で用意する引き物との違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

葬儀から四十九日までは、やるべきことが多く慌ただしい日々が続きます。この記事の全体スケジュールを参考に、ひとつずつ着実に進めていただければと思います。困ったときは葬儀社や菩提寺に相談するのも、大切な選択肢のひとつです。

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