夏の強い陽射しを受けながら稲穂を実らせ、
秋の気配を感じる風がサーッと緑色の田圃を吹き抜けると、
今年ももうすぐ、新米の季節がやってきます。
みずみずしくきらめくつやと、ふっくらとした炊き上がり。
立ち上がる湯気に漂う甘く豊潤なあの香り…ああ!たまらない!
さあ、今年も精魂込めて米農家が育て上げたぴかぴかの新米から、
リンベルバイヤー選りすぐりの7種をご紹介します。
お届け期間:2020/11/1~
夏の強い陽射しを受けながら稲穂を実らせ、
秋の気配を感じる風がサーッと緑色の田圃を吹き抜けると、
今年ももうすぐ、新米の季節がやってきます。
みずみずしくきらめくつやと、ふっくらとした炊き上がり。
立ち上がる湯気に漂う甘く豊潤なあの香り…ああ!たまらない!
さあ、今年も精魂込めて米農家が育て上げたぴかぴかの新米から、
リンベルバイヤー選りすぐりの7種をご紹介します。
お届け期間:2020/11/1~
炊き上がりの湯気とともに立ち上る香り、思わず笑顔になるぴかぴかのつやと粒立の美しさ、もちもちの食感とシルキーな舌ざわり、噛めば甘みの中に感じる濃厚な旨味…。山形が誇るこのお米は、香り、見た目、食感、味わいともに、「こしひかり」と同等かそれ以上の評価得ている、特Aランクの常連です。
なかでもこの「つや姫」は、昼夜の寒暖差が激しい山形県置賜盆地の栽培米。周囲を2千メートル級の山々に囲まれ、最上川の源流があるこの土地は、豊かな水、稲作に適した土壌に恵まれ、より食味のよい「つや姫」が育ちます。
山形県を代表する高級米「つや姫」以来の新品種、いわば“つや姫の弟分”として誕生した「雪若丸」。美しく整った粒は見た目にもわかるほど大きく、雪のようにつややかな白さ。姉の「つや姫」にくらべて、しっかりとした弾力と粘りがあり、食べごたえ十分。なのに、あっさり上品で食べ飽きない美味しさです。
「雪若丸」が育つ寒河江は、月山から流れる冷たい急流と最上川が合流する県下でも有数の米どころですが、砂混じりの土壌なため反収(一反=約10アール当たりの収穫量)が望めない土地。だからこそ、生産者たちは“味”に情熱を注いでいます。
「コシヒカリ」を親に持つ「あきたこまち」は、親譲りの甘みを持ちながらも味は濃すぎず、小粒ながらも柔らかくもちもちの食感と粘りが特徴で、美しい光沢と透明感、豊かな香りを併せ持つ、一緒に供される料理の邪魔をしないバランスのよい品種です。名前の由来は、秋田県湯沢市小野の里に伝わる小野小町生誕伝説にちなんだとか。
育成地の秋田県大潟村は、日本海から吹く偏西風が米によくある高温多湿が原因のいもち病などの病原菌をつきにくくすることに加え、干拓地の平地は水が均等に張れるため、農薬や除草剤の散布を大幅に抑えてお米作りができるのが自慢です。
「ひとめぼれ」の孫にあたる系統で、ほどよい甘み、粘り、硬さのバランスが抜群。しっとりつややかな炊きあがりでベトつかず、粒がしっかりして崩れにくい上に、冷めても美味しさが長持ちするのでお弁当やお寿司にも向いています。
このお米が育つ旭川は、北海道中央部の上川盆地に位置し昼夜の寒暖差が大きい場所。そのため、稲には旨味が凝縮されます。大雪連峰からの豊かで清らかな伏流水に恵まれ、多くの河川で形成される水はけの良いこの大地で育まれた特別栽培米をぜひ味わってください。
中粒で、つや・香り・甘みのバランスに優れた品種。親品種の「コシヒカリ」譲りの食味の良さを湛えつつ、口当たりはさっぱりとしていて適度な弾力があります。どんなお料理にも合う上に冷めても美味しいというバランスのよいお米で、「コシヒカリ」に次いで全国作付け第2位という人気の品種です。
岩手県江刺地区は、県中南部に位置し、東に北上山系の山が連なり、西は北上川流域平野として拓けた、自然に恵まれた豊かな土地。夜の気温がぐんと下がることで、お米は旨みを蓄え、味良く育ちます。
誰もが一度は耳にしたことのあるであろう、日本を代表し、日本各地で作られているお米「コシヒカリ」。もとは福井県で育成されたこのお米は、“越の国に光り輝くお米”から「コシヒカリ」と命名されたのだとか。当時の育成者のみなさんの愛と情熱が伝わってきます。
なかでも新潟県魚沼産は食味の良さで不動のトップブランドに君臨。その秘密は、この土地が日本最大規模の河岸段丘の上に位置するため、水はけが格段によく常にきれいな水が循環すること、稲が実るお盆頃から昼夜の寒暖差が大きくなり稲がしっかりとでんぷん質を蓄えることができるから。数あるコシヒカリのなかでも「特A」最多認定という魚沼産のコシヒカリ、ぜひご賞味あれ!
「コシヒカリとは違う美味しさを持つお米を作りたい」という米どころ新潟のプライドをかけて研究・開発された「新之助」。袋の裏にはこう書かれています。「現代の食風景と向き合い、かつてない「米づくり」に挑戦しました。それは、おいしいお米を最高の状態で食べていただくために、田んぼから食卓まで、しっかりとおいしさを導くということ。(略)日本の食の未来を切り開くお米です」。
その言葉通り、きらめく大粒には豊潤な甘みとコクが満ち、強い粘りとしっかりとした粒感という相反する要素を兼ね備える新食感を実現。冷めても硬くなりにくく、電子レンジなどで温め直してもお米本来のおいしさが味わえるのは、まさに現代の食風景と向き合った賜物です。