長年会社に貢献してくれた永年勤続表彰者へ贈る記念品とは?

永年勤続表彰には会社に貢献してくれた社員の方への、これまでのねぎらいと、これからの激励の意味が込められています。表彰するだけでも良いのですが、表彰の際にカタチに残る品物を添えることで、感謝の気持ちはより深く相手に伝わるはずです。

上司から表彰状を受け取ろうとしているサラリーマンが、トロフィーや酒類、温泉など、記念品について想像している様子。

相手に喜ばれる記念品選び

永年勤続表彰の記念品といえば、これまでは社名が刻印された置き時計や盾、トロフィーなどが一般的でしたが、近年では実際に使用できる商品券や賞金、旅行券、好きな商品を選べるカタログギフトなどが人気です。
ただし、旅行券を贈呈される場合は、事前にスケジュールや同行される方の事情なども考慮しておく必要があります。会社からいただいた旅行券なのに「こんなに休み取れないし……」なんてことにならないように気をつけましょう。
伝統を重んじる社風であったり、公平性の観点から記念品を変更するのが難しい場合は、従来どおりの盾やトロフィーではなく材質とデザインにこだわった、インテリアとして配置できる置物をチョイスしてはいかがでしょうか。
自分がもらってうれしいものを選択するのが、記念品選びのポイントです。

記念品の水引き、熨斗には何を書く?

記念品をお渡しする際に裸でそのままお渡しするのは失礼であり、大変なマナー違反です。社内表彰ではありますが、ねぎらいと感謝の込もったお祝い事ですので、記念品をお渡しする際は奇数(3本・5本・7本)の蝶結びの水引きの熨斗をかけてお渡ししましょう。
熨斗の表書きについては、上書きの文字は勤続◯年記念、祝勤続◯年、御祝とするのが一般的です。

記念品の相場って?

永年勤続表彰記念品の相場は、勤続の年数によって大きく異なります。継続勤務5年目の社員を表彰するのであれば、記念品もしくは賞金の相場は1万円程度が妥当でしょう。
勤続勤務10年目、15年目の社員ですと3万円程度が相場となります。相場は10年ごとに倍額になる計算で、定年制を敷いている企業でしたら、定年前の30年目が最も高く12万円前後が相場となります。それ以降は、10万円ほどが相場のようです。

永年勤続表彰、これだけは気をつけて!

永年勤続表彰とそれにともなう記念品は、会社からの支給にあたるため記念品が一般的にみて記念品としてふさわしいものであること、記念品の処分見込価額による評価額が1万円(税抜き)以下であること、創業記念のように一定期間ごとに行う行事で支給をするものは、おおむね5年以上の間隔で支給するものであることの三つの条件を満たさない場合、給与として課税の対象になってしまう場合があります。
記念品としてふさわしいものであれば問題ないのですが、簡単に金銭化できる商品券や旅行券、カタログギフトなどを贈呈する場合は事前にきちんとしたチェックをしておくことが大切です。

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