親族・親戚の香典返しは、どうしたらいい?

お付き合いについては、自分の知識や一般的な勉強だけでは解決できないことも多々あります。ここで紹介する一般的な知識を基に、いろいろな人に話を聞いてみるのもよいでしょう。

葬儀に際して親族・親戚から香典やお供えをいただいたら、どのようにお礼をすれば良いのでしょうか。お付き合いに関するごく一般的な知識や、迷った時のヒントをご紹介します。

高額の香典を手に、年配の親戚に「どうすれば?」と尋ねている若い女性

まずは家族・身内に相談を

一般的な相場だけでははかれないのが親族・親戚

親族間の香典・香典返しについては、一般的な相場だけではなくその地域や家の慣習、親族同士のお付き合いやそれぞれの立場なども大きく関わってきます。自分の親族であれば自分の両親や兄弟、夫(妻)の親族であれば夫(妻)やその兄弟、義理の両親など、「親族とのお付き合いについて詳しい家族・身内」に、あらかじめどうすればいいか相談しておくのがいいでしょう。

ごく一般的な「親族・親戚への香典返し」は

「香典」をいただいたら「香典返し」を用意するのは親族でも同じ

親族からいただいた香典にも、もちろん香典返しを用意するのが大多数です。一般的な香典返しと同様に「いただいた半額程度」の品物を目安にしましょう。ただし、目上の方などが「葬儀や法事は物入りだから」、「残された家族に役立ててほしいから」と、相場よりも高額の香典を包んでくださることがあります。こうしたお気遣いがわかっている時は、無理に半額分の香典返しを用意せず、折々のごあいさつなどで少しずつご恩をお返ししていく方が先方のお気持ちにも適います。

「花(生花・花環)」、「弔電」、「お供え」はお返し無用

親族や身内からは、現金の香典に加えて生花や花環、果物などのお供えをいただいたり、参列ができない親族からは弔電が届くこともあります。こうした「現金以外のお供え」に対して、喪家から香典返しにあたるような「お返し」は用意しないことが多いようです。ただし、お供えをいただいたことには変わりありませんので、葬儀やその後のお付き合いなどで顔を合わせた際などには必ずお礼の言葉を伝えておきましょう。

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